【1】アメリカ・アラスカの「ニシン」
・1980年代に激減し、完全禁漁措置が取られた。
・長期間の禁漁により、現在は徐々に資源が回復中。
・アラスカは他の魚種でも資源管理が非常に厳格。
【2】ノルウェーの「ニシン(大西洋ニシン)」
・1960~70年代に乱獲で壊滅的減少。
・国を挙げて厳しい漁獲枠(TAC制度)とモニタリングを実施。
・資源は20年以上かけて回復し、現在は世界でも最も持続可能なニシン漁として知られる。
【3】アメリカ東海岸の「ホンビノス貝」
・過剰漁獲で個体数が激減したが、シーズンごとの禁漁期・面積制限・個数制限を徹底。
・資源が安定し、現在は持続的に供給される貝類資源の成功モデルとされている。
【4】ニュージーランドの「ホキ(白身魚)」
・白身フライなどに使われる商業魚。過去に資源が急減。
・TAC(総漁獲可能量)とMSC認証を導入。
・現在は世界でも最も管理の行き届いた商業魚の一つと評価されている。
【5】アメリカ西海岸の「ロックフィッシュ(メバル類)」
・過去に深刻な乱獲で壊滅的になったが、20年近い禁漁区の設置と底引き網の規制によって資源が回復。
・カリフォルニア沖では「復活の象徴」とされている。
【6】日本でも例がある:
【クロマグロ(太平洋系)】
・過去に資源激減し、未成魚(30kg未満)の漁獲規制を導入。
・ここ数年で資源が増加傾向と報告されており、国際的に成果が注目されている。
・ただし、油断するとすぐ逆戻りする脆弱な資源でもある。
【成功の共通点】
・科学的な調査に基づいた「漁獲制限」
・禁漁期間、禁漁区の設定
・漁業者への協力金(経済的支援)
・監視体制と取り締まりの徹底


