冬の磯。
寒グレ狙いで気合を入れて通っているのに、
「今日もニザダイや…」
「またイスズミ…」
「本命どこ行った?」
こんな経験、誰でもあるはずです。
実はこれ、
腕の問題じゃないケースがほとんど。
海の中で、ちゃんと理由が起きています。
今回は、
・なぜニザダイばかり来るのか
・グレはどこへ消えたのか
・水中では何が起きているのか
・ニザダイとグレの関係
を、現場目線で全部解説します。
なぜ寒グレ狙いでニザダイばかり釣れるのか?
結論から言います。
👉 コマセの層がズレているから。
これが9割。
冬の海では、
・水温低下
・活性低下
・潮の動きが弱い
この3つが重なります。
するとグレは、
「浮かない」
「追わない」
「省エネモード」
になる。
一方ニザダイは違う。
寒くても普通に食う。
藻も食う。
配合も食う。
だから、
👉 上層〜中層にコマセを撒く
=ニザダイ天国
になる。
本命グレはどこにいるのか?
答えはここ。
👉 底〜中層の境目+根周り
冬グレは、
・沈み根
・ハエ根
・カケアガリ
・溝
この辺に張り付く。
理由は、
・水温が安定
・潮がヨレる
・エサが溜まる
・安全
全部そろうから。
つまり、
表層にいない。
見えない場所にいる。
これを知らずに釣ると、
一生ニザダイ祭りになります。
海の中では何が起きているのか?
水中をイメージするとこう。
【上層】
ニザダイ・小魚・外道ゾーン
【中層】
フラフラしてる個体
【底付近】
寒グレの本拠地
ここに、コマセがどう流れるか。
・軽い配合 → 上に漂う
・水押し弱い → 留まる
・潮弱い → 広がらない
=全部ニザダイ行き。
逆に、
重たいコマセ
一点集中
底意識
これができると、グレゾーンに届く。
ニザダイとグレの関係性は「ライバル」ではない
ここ、意外と勘違いされている。
ニザダイは、
👉 グレを追い払っているわけじゃない。
役割が違うだけ。
・ニザダイ=掃除屋+草食寄り
・グレ=雑食+プランクトン系
食い場はズレている。
ただし問題は、
「人間のコマセで重なる」
こと。
本来は別行動なのに、
コマセで人工的に混ざっている。
これが地獄の原因。
なぜ冬は特にニザダイ地獄になるのか?
理由は3つ。
① グレが沈む
② ニザダイが残る
③ エサが目立つ
冬の透明度UPも関係する。
見えすぎる海では、
警戒心の強いグレほど出てこない。
ニザダイだけが暴れる。
ニザダイ地獄を抜ける具体対策
現場で効くのはこれ。
① コマセを「沈めろ」
冬は軽い配合NG。
・比重重め
・水多め
・固め
これ基本。
底まで持っていく意識。
② 撒きすぎるな
撒くほどニザダイが集まる。
冬は「少なめ・集中」。
10投1撒きでもいい。
③ 仕掛けを重くする
・ガン玉追加
・沈め釣り
・半遊動
これを使え。
浮かせたら負け。
④ 潮目・ヨレを狙え
真っ直ぐ流すな。
ヨレ=溜まり場。
ここに寒グレはいる。
釣れる人が密かにやっている裏技
ベテランはこれをやっている。
・最初はニザダイ釣って様子見る
・水深測る
・層を読む
・コマセ帯を修正
外道=情報。
無駄じゃない。
南紀の寒グレが強い理由
南紀は、
・水温が高め
・黒潮影響
・エサ豊富
だから、冬でもグレが残る。
その分、ニザダイも元気。
楽じゃない。
だから面白い。
まとめ
寒グレでニザダイばかり釣れる理由は、
👉 グレが沈んでいるのに、上を釣っているから。
海の中は、
・上=ニザダイ
・下=グレ
この構造。
ニザダイとグレは敵じゃない。
人間の釣り方がズラしているだけ。
これを理解できた人から、
冬の40アップを獲る。
要約
・冬グレは底付近にいる
・ニザダイは上層に多い
・コマセ帯が命
・沈めて狙え
・外道はヒント
寒グレは「考える釣り」。
だからハマる。
だから深い。
だから面白い。

