【数値で見る衝撃の事実】海水氷は普通氷より魚を5倍新鮮に保つ!鮮度・雑菌・臭いを徹底比較

「氷なら何でも同じ」…そう思っていませんか?

釣った魚を最高の状態で持ち帰るため、クーラーボックスに氷を入れるのは常識です。

しかし、その氷の種類によって、魚の未来が天と地ほど変わることをご存知でしょうか。

今回は、水道水で作った「普通氷」と、プロが使う「海水氷」が、魚の品質にどれだけ違う

影響を与えるのかを具体的な数値で徹底比較します。

「強冷」「鮮度維持」「旨味保持」「体色維持」「臭い・雑菌防止」といった項目で、

驚くべき性能差を可視化。

あなたの魚の価値を最大限に高めるための、科学的根拠がここにあります。


 

ラウンド1:冷却温度 – すべての基本となる「冷え」の差

まず基本となるのが、氷が溶ける温度(融点)です。

この温度が低いほど、魚の劣化を遅らせることができます。

氷の種類 融点(実測値の目安) 評価
海水氷 -2.1℃ ◎ 圧倒的強冷
普通氷 0℃ △ 細菌が活動可能

解説:

海水氷は0℃を下回る**「氷点下」で魚を冷やし続けます。

一方、普通氷は0℃。このわずか2℃の差が、後述する雑菌の増殖スピードに決定的な違いを生み出します。

クーラーボックス内は、まさに「-2.1℃の無菌室」と「0℃の細菌培養器」**ほど環境が違うのです。


ラウンド2:雑菌数 – 鮮度低下の元凶をどれだけ防げるか

魚の腐敗は雑菌の増殖によって引き起こされます。

保存開始から24時間後の雑菌数を比較してみましょう。(※数値は一般的な条件下での目安)

氷の種類 24時間後の一般生菌数 評価
海水氷 1c㎡あたり約1万個 ◎ 5倍以上の抑制力
普通氷 1c㎡あたり約5万個以上 × 急速に増殖

解説:

海水氷で保存した場合、雑菌の増殖は普通氷の5分の1以下に抑えられます。

-2.1℃の低温環境が、細菌の活動を強力に阻害していることが一目瞭然です。

これが、海水氷が「腐りにくい」と言われる最大の理由です。


ラウンド3:鮮度(K値)- 科学が証明する「新鮮さ」の指標

K値とは、魚の新鮮度を示す科学的な指標です。

ATP(アデノシン三リン酸)という旨味の元になる物質が分解されていく過程を数値化したもので、

数値が低いほど新鮮です。

  • 20%以下:非常の新鮮(刺身に最適)
  • 40%前後:普通の鮮度(加熱用)
  • 60%以上:初期腐敗
氷の種類 24時間後のK値(マアジの例) 評価
海水氷 約12% ◎ 刺身に最適な鮮度を維持
普通氷 約25% △ 鮮度が大きく低下

解説:

普通氷では24時間後にK値が25%まで上昇し、刺身としての価値が下がり始めます。

一方、海水氷で保存した魚は12%と、釣れた直後に近い驚異的な鮮度を維持しています。

この差が、食べた時の味や食感に直接影響します。


ラウンド4:臭い(TMA)- 生臭さ成分の発生量

生臭さの原因物質「トリメチルアミン(TMA)」の生成量を比較します。

氷の種類 24時間後のTMA生成量 評価
海水氷 ほとんど検出されない ◎ ほぼ無臭をキープ
普通氷 生臭さを感じるレベルまで増加 × 臭いが発生

解説:

臭いの原因も元をたどれば雑菌です。雑菌の増殖を5分の1に抑える海水氷は、TMAの生成も劇的に抑制します。家に帰ってクーラーを開けた時の「あの嫌な臭い」が、海水氷ならほとんど発生しません。


ラウンド5:旨味(ドリップ)と体色 – 見た目と味の決め手

これは浸透圧の違いによるものです。

氷の種類 ドリップ流出 体色(白化現象) 評価
海水氷 ほぼ無し 変化なし(鮮やか)
普通氷 発生する 白っぽく変色 ×

解説:

真水に触れた魚は、浸透圧で細胞が破壊され、旨味成分(ドリップ)が流出します。

これが味を落とし、身を白っぽく変色させる原因です。

魚の体液に近い塩分濃度の海水氷は、細胞を破壊しないため、旨味も見た目も釣れたてのまま。

数値化せずとも、その差は歴然です。

結論:すべての指標で海水氷が圧勝

 

比較項目 海水氷 普通氷
温度 -2.1℃ 0℃
雑菌数 5分の1以下 基準値
鮮度(K値) 12% (刺身OK) 25% (加熱推奨)
臭い(TMA) ほぼゼロ 発生
旨味/体色 維持される 劣化する

データは明確に示しています。魚を最高の状態で持ち帰りたいなら、選ぶべきは「海水氷」一択です。

あなたの釣果の価値を科学的に高めるために、次回の釣行から海水氷を使ってみてはいかがでしょうか。

和歌山南紀の釣太郎では、この最強の海水氷をご用意し、皆様の釣りをサポートいたします。

 

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