アオリイカは、釣り人にとって味・食感ともに最高級のターゲットです。
しかし冷却方法を誤ると、わずか数時間で身が白濁し、旨味成分が大幅に減少してしまいます。
これからの常識として急速に広がっているのが「海水氷」での冷却です。
本記事では、真水氷と海水氷の科学的な違い・鮮度保持の数値・実践テクニックを詳しく解説します。
アオリイカはなぜ冷却方法が重要なのか
・アオリイカの身は水分が多く、酵素反応が早い
・釣った直後から自己消化が進み、ATP(旨味成分)が急激に減少
・温度が1℃上がるごとに劣化速度は約1.5倍に加速
アオリイカを美味しく食べるには
釣り上げた瞬間から「低温保持」が欠かせません。
しかし冷却に使う氷の種類で鮮度保持率に大きな差が出ることは意外と知られていません。
真水氷の問題点
・真水は0℃で凍るため、氷が溶けると真水が直接イカに触れる
・イカの細胞膜は浸透圧に弱く、真水が触れると急速に細胞が破壊
・結果として白濁(白焼け)やドリップ発生が増加
・ATP保持率は3時間後で約70%→真水氷では55%まで低下
真水氷を使うと、見た目は冷えていても
身の内部では細胞レベルのダメージが進行します。
海水氷がもたらす3つのメリット
①浸透圧で細胞を守る
・海水は塩分濃度が約3.5%
・イカの体液とほぼ同じ浸透圧のため、細胞膜が破壊されにくい
・白濁防止率は真水氷比で約40%向上3 ②冷却スピードが速い
・海水氷は塩分により氷点が-2℃前後
・真水より低温で、素早く芯まで冷却
・ATP保持率は3時間後でも約80%維持
③旨味成分をキープ
・ドリップの流出が少なく、アミノ酸量が20%以上多く残る
・刺身・寿司で食べた時の甘味が長時間持続
実践テクニック|釣り場でできる海水氷の作り方
・クーラーボックスに海水を約3分の1入れる
・氷(釣太郎の黒潮海水氷など)を投入し、0℃前後に調整
・アオリイカは必ず活締め後に袋に入れてから浸漬
・直接氷に触れさせず、溶けた海水で冷却する
釣太郎店舗では黒潮の海水を凍らせた**海水氷(1kg200円/3kg400円)**を販売中。
現場でそのまま使えるため、初心者でも失敗がありません。
まとめ|これからの常識は「海水氷」
アオリイカの鮮度を保つ最大のポイントは
「釣った瞬間から海水氷で冷やす」ことにあります。
真水氷と比べて
・ATP保持率約25%アップ
・旨味成分約20%アップ
・白濁防止約40%向上
という数値が示すように、海水氷は味と見た目を守る最強の方法です。
これからの釣りでは
アオリイカ冷却=海水氷
これが釣り人の新常識です。
アオリイカの旨味を守るなら、釣行前にぜひお買い求めください。


