アオリイカを釣った後にどのように冷やすか。
この「冷却方法」こそが、食味を左右する決定的なポイントです。
真水氷よりも海水氷を選ぶことで、なんと2割も美味しさがアップすると言われています。
なぜ海水氷がこれほどまでに効果的なのか。
その科学的理由を釣り人向けにわかりやすく解説します。
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海水氷と真水氷の決定的な違い
・塩分濃度
海水には約3%の塩分が含まれています。
この塩分が水の凍結点を下げる「氷点降下」を起こし、真水氷よりも低温を保てます。
結果として、アオリイカをより素早く冷やし、鮮度を長時間キープできます。
・浸透圧効果
真水に触れると、アオリイカの細胞内の塩分濃度との差で水分が細胞に入り込み、細胞が破壊されやすくなります。
これが「身が水っぽくなる」「旨味が抜ける」原因です。
一方、海水氷は塩分濃度が近いため細胞膜が安定し、旨味成分(ATPやアミノ酸)を閉じ込めたまま冷却できます。
2割美味しくなる科学的メカニズム
実際にプロの漁師や飲食店では、海水氷を使ったアオリイカは甘味成分が約20%高く測定されることが報告されています。
これはATP(旨味の元)の分解を抑え、筋肉内の水分保持率を高めることで、食感がねっとりと甘く仕上がるためです。
釣り人が実践すべき冷却手順
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釣り場でアオリイカを締める(活締め・血抜き推奨)
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クーラーボックスに海水氷を準備(氷1:海水1の割合が理想)
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直接氷に触れさせず、ビニール袋や新聞紙で包んでから海水氷に入れる
この方法なら、釣行後12時間以上たっても獲れたての透明感を維持できます。
まとめ
・真水氷は細胞を破壊して水っぽくする。
・海水氷は氷点降下と浸透圧で鮮度保持力が高い。
・結果として、アオリイカの甘味・旨味が2割アップする。
釣り人にとって、せっかく釣ったアオリイカを最高の状態で持ち帰るためには、海水氷の準備が釣果と同じくらい重要です。
釣ったその瞬間の美味しさを家庭でも味わうために、海水氷を必ず用意して釣行に臨みましょう。
釣太郎各店では、1キロ200円、3キロ400円の海水氷を販売中です。
FAQ
Q1. 海水氷は自分で作れますか?
A. 可能ですが、家庭用冷凍庫では塩分で凍結しにくく時間がかかります。釣具店や釣太郎の海水氷が便利です。
Q2. 真水氷と比べてどれくらい長持ちしますか?
A. 約1.5〜2倍の鮮度保持が期待できます。


