エギ(餌木)に返し(バーブ)が付いていないのは、主に以下の理由があります。
1.アオリイカの体が柔らかいから
・アオリイカや他のイカ類は、魚のように硬い骨や口にフックを掛けるわけではありません。
・触腕(足)に針が刺さるため、返しがあると身を破きやすく、バラシ(途中で外れること)の原因になります。
・返しがない方が、足だけに軽く掛かり、イカをスムーズに寄せられるようになっています。
2.エギングは一定のテンションを維持する釣りだから
・エギングでは、しゃくりやリーリングの最中に常にラインテンションがかかっており、針が外れにくい設計になっています。
・返しがなくても、テンションを保ち続ければバラしにくくなります。
3.リリース(キャッチ&リリース)をしやすくするため
・小型のアオリイカや狙っていない種類のイカを誤って掛けた場合、返しが無い方が安全にリリース可能です。
・イカの体を傷つけにくく、釣り場の資源保護にもつながります。
4.安全性の確保
・エギのカンナ部分は針数が多く、返しが付いていると人に刺さった際に抜けにくく危険です。
・特にキャストや回収時、隣の人や自分に刺さった場合、返しがない方が安全です。
5.構造的にバーブが不要な形状だから
・エギのカンナ(針先)は外向きに少し開いた形状で、掛かると引っ掛かりやすくなっています。
・魚針のように「返し」で固定しなくても、触腕の繊維に絡み、バレにくくなっています。
🔹 結論
エギに返しがないのは、
・イカの体を傷つけにくくするため
・安全性を高めるため
・テンションを維持すれば外れにくい設計だから
という3つの理由が大きいです。


