はじめに:かつての「ブラックバスブーム」とは?
・1990年代後半から2000年代前半にかけて、日本は空前のブラックバスブームに沸きました。
・TVや雑誌では「バス釣り」が連日取り上げられ、バスプロ、ルアー、専用ロッドなど関連業界も大きな盛り上がりを見せました。
・釣具店にはブラックバス用の商品が所狭しと並び、琵琶湖、霞ヶ浦、河口湖などの有名フィールドは多くのアングラーでにぎわいました。
このブームは、釣りをしない人まで巻き込んだ“文化”に近い盛り上がりだったのです。
現在はどうなっているのか?ブームは落ち着いた?
・2020年代に入って以降、「かつてほどの熱狂」は見られなくなりました。
・メディア露出が激減し、ブラックバスを取り巻く話題も少なくなった印象です。
・SNSでは海釣りやキャンプなど、別ジャンルが主流化してきたことで、相対的に存在感が薄れています。
かつてのような“社会現象”的なバスブームは、明らかに落ち着いています。
なぜブラックバス人気は落ち着いたのか?
1. 規制の強化とリリース制限
・一部地域では**「キャッチ&リリース禁止」**や「外来種駆除条例」が制定され、釣ったバスをリリースできないケースが増加。
・釣り人のモチベーションを下げ、結果的にフィールド離れが起きた。
2. 若年層の釣り離れと高齢化
・ブラックバス釣りのメイン層だった10代~20代の若者が減少。
・代わりに増えてきた中高年層は、海釣りや堤防釣り、渓流釣りへ流れる傾向に。
3. 釣果が出にくくなった
・フィールドのプレッシャー増加により、ブラックバスの警戒心が高まり、**「初心者が簡単に釣れない」**という現象が顕著に。
・「釣れないなら他の釣りに行く」という流れが自然と加速した。
4. ライバルの登場(ソルトルアーの台頭)
・ショアジギング、エギング、ライトゲームなど海のルアーフィッシングが劇的に進化。
・釣れる魚のバリエーション、食味、釣果の安定感から、海釣りへと移行するアングラーが続出。
とはいえ、ブラックバス人気は完全には消えていない
・一部のファンは今も熱狂的にバス釣りを楽しんでいる。特にハイエンドなタックルやカスタムロッドなどは根強い人気を誇る。
・SNSでは“釣れたら嬉しい魚”としての存在感を維持し、動画コンテンツも一定の視聴数を記録している。
今後、ブラックバスは再びブームになるのか?
可能性は十分ある!特に以下がカギ
・若者向けコンテンツとの連携(例:YouTubeやTikTok)
・新しい釣法やデジタル連動型ルアーなどの革新
・“釣り×キャンプ”のような新しい体験価値の創出
・自治体との協力によるフィールドの整備や大会の活性化
バス釣りは「キャラが立っている釣り」であるため、再び何かのきっかけで火がつく可能性は高いのです。
まとめ:バス釣りは一過性のブームではなく、文化として残っている
・かつてのブームは落ち着いたものの、バス釣りは「文化」として根付いている。
・釣りの入口として今も機能しており、「釣りの面白さ」を知るには最適なジャンル。
・時代に合わせたスタイル提案ができれば、第二のブラックバスブームも夢ではない。


