初夏から夏にかけてシーズンを迎える人気ターゲット、コロダイ(イサキ科の大型魚)。
その強烈な引きと、白身で上品な味わいから、堤防や磯の釣り師たちに根強い人気があります。
しかしこのコロダイ、「いつもの場所で釣れない…」と感じたことはありませんか?
実は、海が荒れたタイミングで思わぬ釣果に恵まれることがあるんです。
今回は「コロダイがなぜ荒れた時に湾内に入りやすくなるのか?」
その行動パターンと釣果アップのコツを、初心者にもわかりやすく解説します。
■ コロダイとはどんな魚?
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学名:Diagramma pictum
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大きさ:40cm~80cm(最大で1m級も)
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主な生息域:南日本〜沖縄の岩礁帯・砂地・サンゴ礁
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性格:夜行性で警戒心が強いが、時に大胆
夏場になると湾内に入ってくることが増え、防波堤や港内でも狙える貴重な大型魚です。
■ なぜ海が荒れると湾内に入るのか?【3つの理由】
① 沖磯や外洋が荒れて、魚が避難するため
コロダイは本来、外洋に面した岩礁帯を好む魚ですが、
台風や強風によって磯場の波が高くなると、活動しにくくなります。
このとき、安全な場所=湾内や内湾の深場、堤防沿いなどに一時避難するのです。
② ベイト(餌となる小魚・甲殻類)も湾内に集まる
海が荒れると、プランクトンや小魚が波で押し込まれる形で湾内に溜まります。
それを追って、コロダイも自然と接岸してくるというわけです。
つまり、ベイト密度が高くなる湾内=捕食チャンスが増える場所ということ。
③ 水温の安定した湾内の方が快適になる
荒れた海では、表層の水温が急激に変化したり、濁りが強くなることも。
一方、湾内は水温が安定しており、濁りもほどほどで視界も確保しやすいため、
一時的に湾内の方が居心地が良くなるのです。
■ 釣果アップのコツ|荒れ後はチャンス!
・風裏の湾内を狙え!
北西風や南風が強いときは、その風裏になる港湾部や小さな湾に注目。
意外なほど浅場でも、夜になると大型コロダイが接岸してくることがあります。
・濁りを活かした夜釣りがベスト
コロダイは夜行性で、暗い時間帯に活発になります。
荒れた後の濁りと夜の暗さが相乗効果を生み、大胆にエサを追う個体が増えるため、
ウキ釣りやブッコミ釣りで狙うのが効果的です。
・エサはニオイ系・大きめを!
波の濁りで視覚よりも嗅覚が頼りになる場面が多いため、
イカの短冊、サンマの切り身、カメジャコ、エビ系のエサがおすすめ。
ハリにたっぷり付け、遠投して底を狙いましょう。
■ こんなときは要注意!
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台風直撃時:無理な釣行は危険!落ち着いた「荒れ後」を狙いましょう
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真夏の日中:水温が高すぎて活性が落ちることも。夜釣り推奨
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湾内でも潮通しの悪い場所:酸欠やゴミの溜まり場になりやすくNG
■ まとめ|海が荒れると、コロダイが湾内に入ってくる!
「荒れ=釣れない」ではなく、「荒れ=湾内がチャンス」になるのがコロダイ釣りの魅力。
初夏〜夏の釣行では、あえて外洋を避けて湾内の釣り場をチェックすることが、
大型コロダイとの出会いにつながるかもしれません。
自然の変化を味方につけて、夏の荒れ後に爆釣を狙いましょう!


