ヤエン釣りといえば、アオリイカを狙った人気の釣法。
しかし、この釣りにおいて**「最もよく掛かる外道」といえばウツボ**です。
では、実際にアオリイカとウツボの個体数はどちらが多いのでしょうか?
その疑問に、釣り人目線・生態学的な視点の両面から解説します。
■ アオリイカとウツボの個体数を比較!
◎ ウツボの方が個体数は圧倒的に多い
・ウツボは日本全国の沿岸・岩礁域に広く生息
・特にヤエン釣りの主戦場である磯場やゴロタ浜の周辺に密集
・夜行性かつ穴居性で、1か所に何匹も潜んでいることも
一方でアオリイカは…
・水温や潮通しに敏感で、好条件の場所にしか産卵・回遊しない
・寿命が約1年と短く、個体数は毎年変動
・釣り場によっては「1日やっても1杯」という日もあるほど、分布は局所的
つまり、生息範囲・密度・行動範囲の広さすべてにおいて、ウツボの方が上回っていると言えます。
■ ヤエン釣りにおける「ウツボ=避けられない外道」
ウツボはアジ(生き餌)の動きに反応して食いつくため、ヤエン釣りではイカよりも先に掛かることも珍しくありません。
特に春~初夏の水温が安定した時期は、夜行性のウツボが活発に。
・仕掛けを投入してもアオリイカの気配がない
・浮きが沈んでも動きが鋭すぎる
このようなとき、かなりの確率でウツボがヒットしていることが多いです。
■ 釣り人の体感でも「ウツボの方が多い」と実感
実際、ヤエン釣りの釣果報告やSNSを見ても
・「今日の釣果はウツボばかり…」
・「アオリよりウツボのほうがよく釣れた」
という声が多く聞かれます。
とくに夜釣りや深場狙いではウツボの確率がぐっと上がります。
これは彼らの生態(夜行性・穴居性)と、釣り人の仕掛けの特性がかみ合っているためです。
■ 結論:アオリイカよりウツボの方が個体数は多い!
・アオリイカは高水準の環境条件が必要な“季節性の回遊生物”
・ウツボは通年・広範囲に存在する“定住性の雑食魚”
この違いから、「どちらが多い?」と問われれば、圧倒的にウツボの方が多いのが現実です。
ヤエン釣りをするなら、ウツボ対策は必須。
仕掛けを取られないようにするためにも、
・早めの合わせ
・アジの弱り具合をしっかり見る
・潮の流れに応じたタナ設定
が重要となります。


