高級食材として知られる「アワビ(鮑)」と、見た目がそっくりな「トコブシ」。
並べて売られていると、「どっちがアワビ?どう違うの?」と迷った経験がある方も多いのでは?
この記事では、トコブシとアワビの簡単な見分け方や、それぞれの特徴・味の違いについて、釣り人・料理好き・観光客の視点から分かりやすく解説します!
■ トコブシとアワビの違いを一言でいうと?
👉 見た目は似ていても、種類も生態もまったく別の貝!
どちらも「腹足類の巻貝」であり、岩礁帯に生息し、食材として人気ですが、
・トコブシは小型で柔らかく
・アワビは大型で高級品
という違いがあります。
■ トコブシとアワビの見分け方【3つのポイント】
| 見分けポイント | トコブシ | アワビ |
|---|---|---|
| ① 大きさ | 小さい(4~8cm) | 大きい(10~20cm以上) |
| ② 呼吸孔の数(殻の穴) | 5〜7個と多く、完全に開いている | 3〜5個ほどで、穴はふさがり気味 |
| ③ 殻の内側 | 真珠層があり、虹色に輝く | 同じく真珠層があるが、サイズが大きく厚みもある |
■ 写真や市場での見分けのコツ
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殻に開いた穴を見てください!
トコブシははっきりとした穴がズラリと並んでいて、呼吸孔の数も多め。
対してアワビの穴は少なめで、皮膚にふさがれていることが多いです。 -
触ったときの重さや厚みも違う
アワビは殻が重くて厚く、トコブシは薄くて軽いのが特徴。
■ トコブシの特徴(鮑じゃないけどおいしい!)
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学名:Sulculus diversicolor
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小型の巻貝で、最大でも10cm未満
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主に岩礁帯に住み、海藻を食べる
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柔らかくてクセがなく、煮付けや酒蒸しに最適
👉 特に関西・西日本では「ミミガイ」や「ベベ貝」と呼ばれることもあります。
■ アワビの特徴(日本を代表する高級貝)
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学名:Haliotis spp.
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代表種に「クロアワビ」「メガイアワビ」「マダカアワビ」などがある
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非常に成長が遅く、資源保護のため漁獲制限が多い
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刺身、蒸し物、踊り焼き、アワビ粥などに利用され、コリコリとした歯応えが魅力
👉 活アワビは1個数千円することもあり、高級料亭や贈答品に使われる
■ 食味の違いと使い分け
| 項目 | トコブシ | アワビ |
|---|---|---|
| 食感 | 柔らかめ・煮込み向き | コリコリ・刺身・踊り焼き向き |
| 味 | やさしい磯の風味 | 濃厚な旨味・貝の香りが強い |
| 価格帯 | 比較的安価(5〜10個で1,000円前後) | 高価(1個1,000円〜5,000円以上) |
| 料理法 | 煮物、酒蒸し、炊き込みご飯 | 刺身、踊り焼き、アワビ粥 |
■ 漁獲や釣りの対象としては?
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トコブシ:磯遊びや素潜りで見つかることもあり、自家消費として人気
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アワビ:漁業権が厳しく設定されており、無許可採取は違法
👉 アワビに関しては、密漁の取り締まりが非常に厳しいので要注意です。
■ まとめ:見た目は似てても別モノ!上手に使い分けよう
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トコブシは「庶民派」、アワビは「高級派」
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呼吸孔の数と穴の開き方で見分けやすい
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料理によって使い分ければ、どちらも絶品!




