はじめに
秋はアオリイカ釣りの絶好のシーズン!この時期、海岸や防波堤では多くの釣り人がアオリイカを狙っています。そんな中、初心者でも効果的にアオリイカを釣るために覚えておきたいのが「ダートアクション」です。今回は、このテクニックがなぜ有効なのか、そして簡単なやり方を説明していきます。
ダートアクションとは?
ダートアクションとは、エギ(イカ釣り専用のルアー)を左右に鋭くジグザグに動かすアクションのことです。まるで小魚が逃げ回っているような動きをするため、アオリイカが「これはエサだ!」と思って飛びつきます。
秋のアオリイカに効果的な理由
秋は、アオリイカがまだ成長途中の若い時期。この時期のイカは活発で、エサを追いかける反応が非常に強いです。ダートアクションで小魚が逃げる動きを演出すると、捕食本能を刺激しやすくなり、バイト(アタリ)が増えるのです。
ダートアクションの基本的なやり方
初心者でも簡単にできるダートアクションのステップを紹介します。
- エギをキャスト(投げる)
まずは、エギを狙ったポイントに向かって投げましょう。遠くに飛ばす必要はなく、近くでも十分アオリイカは反応します。 - エギを沈める
エギは自動的に沈んでいきます。この沈む時間を「フォール」といいます。秋のアオリイカはフォール中にもアタックしてくるので、ここで集中して待ちましょう。 - 竿をシャクる(動かす)
竿を軽く上方向に数回しゃくります。これでエギが左右に鋭く動く「ダートアクション」が発生します。シャクる回数は2~3回が目安です。リズムよくしゃくることで、小魚のようなリアルな動きを再現できます。 - ポーズを取る
シャクった後は、少しの間エギをそのまま止めて待ちます。この「ポーズ」を取ることで、アオリイカが食いつくタイミングを与えます。
コツと注意点
- 強くシャクりすぎない
激しく竿を動かしすぎるとエギの動きが不自然になってしまいます。力を入れすぎず、軽くシャクるのがポイントです。 - エギの重さを調整
風や潮の流れに合わせて、エギの重さを変えるのも効果的です。初心者のうちは軽めのエギ(3号くらい)を使うと操作がしやすいでしょう。
おわりに
秋のアオリイカ釣りは、初心者でも十分に楽しめます。そして、ダートアクションはその中でも非常に効果的なテクニックです。少しの練習で簡単にできるので、ぜひ試してみてください!