下記のイトヨリ、カサゴ(ガシラ)は釣りたてなので生きています。
目つきがしっかりとしており、体色も鮮明に出ています。
これが死んで時間が経過すると、眼に力がなくなり、いわゆる「死んだ魚のような目」になります。
つまり目力がなくなります。
同時にカラーもくすんで、艶もなくなり、生気が消えていくのです。
但し食用としては鮮度が高く生々しいものより、数日寝かせておいた方が旨味が増すことが多いのも事実。
多くの人が美味しさだけなら、釣った当日より2,3日経った方がうまい、と言います。
これは余分な水分が抜けるためだと言われています。
酵素の働きでうま味成分のイノシン酸が増えるのが、その理由。
熟成まではいかなくても、鮮度も高すぎるとイメージや雰囲気がよくても、超おいしいとはいかないかも。
煮付けや塩焼きをマルッポで料理すると、鮮度が高すぎると身が爆発するため、尾頭付きでは使えません。
食べ比べると納得いくかも?