ルアーの針が三又なのはなぜ?

――トレブルフックが選ばれる理由を釣り人目線で解説――

ルアーフィッシングをしていると、ほとんどのルアーに三又(さんまた)の針、いわゆるトレブルフックが付いているのに気づきます。
「どうしてわざわざ三本も針が必要なの?」
そんな素朴な疑問を持ったことはありませんか?
実は、この形には釣果を伸ばすための明確な理由があるのです。


フッキング率が格段に上がる

ルアーは本物のエサではないため、魚は一瞬の興味で突っついたり、体当たりしてくることが多いもの。
そのわずかな接触でもどこかの針先が掛かるようにするには、三方向に針先が伸びた形が理想的です。
シーバスや青物、ブラックバスのようにルアーを弾くようにアタックする魚ほど、三又針の効果は大きくなります。


バラシを防いでキャッチ率アップ

せっかく掛けても、取り込み中に外れてしまう「バラシ」。
これを防ぐのも三又針の得意分野です。
1本が外れても他の2本が残る可能性があり、魚が暴れても外れにくいのが大きな強み。
エラ洗いするシーバスや、ジャンプするトラウトには特に頼れる存在です。


ルアーの動きを安定させる

三本針は重心バランスを保ちやすいため、ルアーの泳ぎが安定します。
一本針だけだと回転したり、傾いたりして不自然な動きをしやすく、魚に違和感を与えてしまいます。
ルアー本来のアクションをしっかり引き出すためにも、三又構造は欠かせません。


まとめ

ルアーの針が三又なのは、単なる見た目の特徴ではありません。

フッキング率の向上
バラシ防止
ルアーの安定泳ぎ

この3つを同時に実現するための必然の形なのです。

もちろん、魚へのダメージを抑えたい場合はシングルフックに交換する方法もあります。
しかし、釣果を最優先に考えるなら、トレブルフック=三又針は今もなお最強の選択肢と言えるでしょう。

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