腹オモリの基本効果
・沈下スピードを調整
アジ単体では浮き気味になりやすく、潮に流されやすい。腹オモリを付けることで沈下速度を早め、狙いたいタナ(水深)に到達させやすくなる。
・潮の流れに負けにくくする
重さを加えることで、潮が速い状況でも仕掛けが流されにくく、アジを狙ったポイントにステイさせやすい。
・アジの泳ぎを安定
重心が下がることで姿勢が安定し、余計な回転やバタつきが減る。これによりアオリイカが抱きやすくなる。
腹オモリを使うメリット
・深場や速潮での仕掛けコントロールが容易になる。
・アジが中層で暴れすぎず、タナをキープできる。
・ラインテンションを張り気味にしてもアジが浮き上がりにくく、アタリを取りやすい。
特に春の大型アオリイカ狙いや水深10m以上のポイントでは必須に近い効果があります。
デメリット・注意点
・アジの自然な泳ぎが制限される。
・オモリが重すぎるとアジが弱りやすく、動きが鈍くなる。
・軽い潮や浅場では逆に違和感を与えて抱きが悪くなる場合がある。
一般的には**0.3〜0.8号(約1〜3g)**程度から使い始め、潮の速さや水深に応じて微調整します。
使用シーンの目安
| 条件 | 腹オモリの必要性 | 推奨重さ |
|---|---|---|
| 水深5m以下・潮緩い | ほぼ不要 | なし〜0.3号 |
| 水深5〜10m・やや速潮 | 有効 | 0.5〜0.8号 |
| 水深10m以上・速潮 | 必須 | 0.8〜1.5号 |
・潮止まりや夜の静かな港内 → 無しでもOK
・外洋に面した堤防・磯 → 0.5号以上を基準に調整
実釣のコツ
・重さは最小限から始め、潮に押されて浮き上がるようなら徐々に追加。
・アジが弱る前にこまめにチェック。
・腹オモリを付けてもアジの頭が上を向かないよう、装着位置は腹ビレ付近にバランス良く。
まとめ
腹オモリはヤエン釣りの安定装置。
潮や水深に合わせて適切に使うことで、アジを狙ったタナに送り込み、アオリイカが抱きやすい状況を作れます。
ただし重すぎるとアジの生命力を奪い本末転倒になるため、最小限での調整が数釣り・大型狙いの決め手です。


