寒グレシーズン(主に12月後半〜3月頃)では、メジナ(グレ)のオスとメスで産卵準備の
タイミングが少しずれ、それによって狙う場所・タナ・釣り方が変わるのがポイントです。
簡単に言うと
- 白子(オス) → 寒い時期の序盤〜中盤に多い。脂が乗って大きくて美味しい!
- 真子(メス) → 産卵が近づく中盤〜終盤に増える。白子より少し後で、場所が「浅場→深場」や「潮通しの良い磯→落ち着いた場所」へシフトしやすい。
これを「白子から真子へ移動」と呼ぶ釣り人が多いんです。
初心者でも覚えやすいように、シーズンごとの変化を表にまとめました。
寒グレシーズンの変化表(白子 → 真子への移行目安)
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時期(目安)
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主に多いのは?
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魚の状態・特徴
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狙う場所の変化例(フカセ釣り)
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タナの傾向
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初心者向けコツ・注意点
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12月後半〜1月
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白子(オス)中心
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脂乗り抜群・体が丸い・白子パンパン
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潮通し良い沖磯・サラシ周り・流れの効くポイント
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浅め〜中層(2〜5m)
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エサ取り少ないのでオキアミで撒き餌多め。活性高めでアタリがわかりやすい
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1月後半〜2月
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白子+真子混在
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白子はまだ多いが、真子も徐々に増える
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少し落ち着いた岩場・根周り・溝へ移動開始
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中層〜深め(4〜8m)
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タナを少しずつ深く調整。全遊動仕掛けがおすすめ
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2月後半〜3月
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真子(メス)中心
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真子がパンパン・産卵直前で動き渋くなる
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深場・根際・流れの緩い場所・藻場近く
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深め(6〜10m以上)
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アタリが小さくなる。ウキ下を深く、流れに合わせた横方向の釣りへシフト
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産卵後(3月下旬〜)
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産卵済み個体
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痩せて活性低下・食味落ちる
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回復待ちで浅場に戻るが、数・型ともに渋い
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浅めに戻る
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寒グレシーズン終了。春の乗っ込みチヌへ移行
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なぜ「移動」するの?(初心者向け簡単説明)
- 産卵を控えたメジナはエサをたくさん食べて体力を溜める。
- オス(白子)はメスより少し早く準備完了 → 潮通しの良い場所で積極的にエサを追う。
- メス(真子)は卵が大きくなるにつれ、体が重くなり動きが鈍る → 流れの強い場所を避け、深場や落ち着いた根周りへ移動して安全に産卵準備。
- 水温低下でエサ取り(小魚・小エビ)が減る → グレが深場に沈みやすい。
- 結果、釣り場やタナが「白子期の浅い潮通し良いポイント」から「真子期の深い根際・溝」へシフトする。これが「白子から真子へ移動」の正体です。
初心者がフカセで寒グレを狙うときのポイント
- 仕掛け:全遊動ウキ(ウキ止めなし)か半遊動がおすすめ。タナが深いので調整しやすい。
- エサ:オキアミ主体。アオイソメや虫エサで大型狙いも。
- 撒き餌:少量頻度高め(活性低いので一気に撒くと警戒)。
- アタリ:白子期はガツン、真子期はユラユラ・コツコツの微アタリ多め。集中力が大事!
- 場所選び:最初は白子期の潮通し良い磯からスタート。釣果が渋くなったら深場・根周りに移動してみる。
和歌山・みなべ・白浜エリアは寒グレの好ポイントが多いです。
白子パンパンの40cm超えが狙えるシーズンなので、初心者でも海水氷でしっかり冷やして持ち帰れば最高の刺身に!(臭みも抑えられますよ)
次回の釣りで「今日は白子?真子?」と捌いて確認するのも楽しいですよ
寒グレの醍醐味、ぜひ体感してください!

