地球の酸素の半分以上(約50〜70%)は「海の植物プランクトン」が作り出しています。
その中心的な存在が シアノバクテリア と 珪藻類。
普段あまり注目されませんが、彼らは人類や魚、そしてすべての生命を支える“酸素工場”なのです。
① シアノバクテリアとは?
・地球最古の光合成生物とされ、約27億年前から存在。
・太陽光を使って二酸化炭素と水から酸素を放出。
・「酸素革命(大酸化イベント)」を引き起こし、大気に酸素を満たし、動物の誕生を可能にしました。
👉 つまり、私たち人間が呼吸できるのはシアノバクテリアのおかげといっても過言ではありません。
② 珪藻類とは?
・海の植物プランクトンの中でも特に多いグループ。
・細胞の表面が「ガラス(ケイ酸)」でできた殻に覆われているのが特徴。
・光合成により酸素を放出し、海洋生態系の基盤を形成しています。
・世界中の海に分布し、魚の餌としても重要な存在。
👉 地球全体の酸素の 約20%を珪藻類だけで生み出している といわれています。
③ シアノバクテリアと珪藻類がもたらす恩恵
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酸素供給
私たちが吸っている酸素の大部分を生産。 -
二酸化炭素の吸収
地球温暖化を抑える働きを持つ。 -
海洋食物連鎖の基盤
小魚やエビ・カニの餌となり、最終的に人間の食卓を支える。
④ まとめ
・シアノバクテリア → 地球最古の酸素供給者、酸素革命の立役者。
・珪藻類 → 現代の海で最も重要な酸素生産者、地球酸素の約20%を担当。
海の植物プランクトン(50〜70%)の酸素供給の大黒柱は、この2種類が担っているのです。
森よりも、海の目に見えない小さな生物たちこそが、地球の命を支えている存在といえるでしょう。


