■ 定番の“極上部位”

腹身(ハラミ)
 脂がもっとも乗る部位で、トロやハラスと呼ばれる部分。
 サケ・サーモン・ブリ・カンパチなど青物系ではここが最高級。
 脂の甘みが強く、刺身や炙りにすると旨味が口に広がります。

カマ(えらの付け根~胸びれの付け根)
 ブリやマグロ、カジキなど大型魚で人気。
 筋肉が発達していてゼラチン質が多く、焼くとジューシー。
 ブリカマ焼き、マグロカマトロが代表例。

中落ち
 背骨の周りの身。
 マグロやカツオ、ブリなどは骨に沿って脂が溜まりやすく、甘みとコクが強い。
 スプーンでかき取って食べると、刺身以上に濃厚。


■ 白身魚で光る部位

背身(背中側)
 鯛、ヒラメ、カサゴなどは背中の身が締まって甘味が強い。
 刺身や昆布締めにすると身質の良さが際立ちます。

頬肉(ホホ)
 タイ・ヒラメ・クエなど大型魚にある希少部位。
 脂がのりつつも筋肉質で、加熱するとフワッとした食感。

皮目
 皮下の脂が旨味を持つため、炙りや湯引きで香ばしさを引き出すと極上。
 鯛やカンパチの「松皮造り」などが代表。


■ 煮付け・焼き物向けの隠れた名所

カマ下(腹ビレ周辺)
 ゼラチン質が多く、煮付けにするとコラーゲンたっぷり。
 金目鯛やメバルで特に人気。

頭(カブト)
 鯛の兜煮やカンパチの兜焼きは、頬肉・目の周り・唇など多彩な味が楽しめます。


■ 総合まとめ

・脂の旨味を求めるなら「腹身」「カマ」「中落ち」。
・身の締まりと甘さを求めるなら「背身」。
・希少な食感とコラーゲンなら「頬肉」「頭まわり」。

釣った魚を自分で捌くなら、腹身だけでなく骨際や頭周りを余さず使うことで、
魚の旨味を100%楽しむことができます。
特に釣りたては鮮度抜群なので、どの部位も格別の美味しさになります。

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