カツオはほんまに「当たり年・ハズレ年」がハッキリ分かれる魚です。
これは感覚ではなく、かなり理にかなった理由があります。
まず結論から言うと、
黒潮+水温+エサ+回遊ルートのズレ。
これが全部ハマるか外れるかで年が決まります。
■黒潮の位置がすべてを決める
カツオは完全な回遊魚。
しかも黒潮に乗って移動する魚です。
黒潮が紀南に接岸すれば
→カツオも寄る
→当たり年
黒潮が沖を流れると
→カツオも沖を通る
→ハズレ年
これが一番デカい要因です。
南紀は特に黒潮の蛇行の影響をモロに受けるエリア。
数十kmズレるだけで「別の海」になります。
■水温のズレ
カツオはだいたい18〜24℃が好み。
・春に水温が上がりすぎ
・逆に冷えすぎ
これだけで群れの進行スピードが変わる。
結果
・一瞬で通過して終わる年
・長く居着く年
これが分かれます。
■エサ(イワシ・キビナゴ)の有無
カツオはエサについて動く魚。
つまり
・イワシが沿岸に寄ればカツオも来る
・イワシがいなければ素通り
近年はこれがかなり重要。
「ベイトが湧いた年=当たり年」
ほぼこれです。
■回遊ルートのクセ
カツオは毎年同じようで微妙に違うルートを通る。
・沖を直進する年
・沿岸をなめる年
この違いで
堤防から釣れるかどうかが決まる。
漁師は獲ってても
陸からは全然、という年はこれ。
■なぜ極端に分かれるのか
ここが面白いところ。
カツオは「条件が揃わないと寄らない魚」。
チヌやアジみたいに
多少ズレても釣れる魚じゃない。
だから
・全部揃う → 爆発
・1つでもズレる → 壊滅
この極端な差が出ます。
■現場感覚で言うと
・黒潮が近い
・水が青い
・ベイトが見える
この3つ揃ったら当たり年のサイン。
逆に
・潮が悪い
・濁りがある
・小魚がいない
これなら期待薄。
■まとめ
カツオの当たり外れは運ではない。
海の条件が「全部揃うかどうか」。
これが答えです。

