地磯の藪漕ぎで起きる事故ランキング
南紀の釣り人が実際に遭遇する危険とは
最初に
南紀の地磯は魚影が濃く、大型魚や大型アオリイカが狙える魅力的な場所です。
しかしその多くは、磯へ降りるまでに山道や藪を通る必要があります。
この「藪漕ぎ」で実は毎年かなりのトラブルが起きています。
転倒、ヘビ、マダニ、イノシシなど、自然の危険がそのまま残っているのが地磯です。
ここでは釣り人が実際によく遭遇する藪漕ぎ事故ランキングを紹介します。
第1位 転倒・滑落
一番多い事故はこれです。
藪漕ぎでは地面が見えません。
落ち葉や草の下に
石
木の根
穴
が隠れていることがあります。
重いクーラーやタックルを持っている状態で転倒すると
竿破損
骨折
足首捻挫
などが起きやすくなります。
特に雨の後は地面がぬかるみ、非常に滑りやすくなります。
対策はシンプルです。
荷物は背負う。
両手を空ける。
ゆっくり歩く。
この3つだけでも事故はかなり減ります。
第2位 マダニ
最近特に注意されているのがマダニです。
草むらに潜み、服やズボンに付着して皮膚に噛みつきます。
マダニは
SFTS(重症熱性血小板減少症候群)
という感染症を媒介することがあり、死亡例も報告されています。
釣り人は山と海の境界を歩くため、マダニと接触する確率が高いです。
対策
長袖
長ズボン
ズボン裾を靴の中へ入れる
釣りから帰ったらすぐシャワーを浴びることも大切です。
第3位 ヘビ(マムシ・ヤマカガシ)
南紀の磯道では普通にヘビがいます。
特に
マムシ
ヤマカガシ
は毒を持っています。
石の隙間
草の下
倒木の下
に潜んでいることが多く、踏みそうになる事故が起きます。
対策
長靴や磯靴を履く。
足元をよく見る。
草むらに手を入れない。
ヘビは基本的に人を避ける生き物ですが、踏むと噛まれます。
第4位 スズメバチ
藪漕ぎで突然起きるトラブルがこれです。
木の枝に蜂の巣がある場合があります。
近づいた瞬間に攻撃されることもあります。
特に
黒い帽子
黒い服
は攻撃対象になりやすいと言われています。
対策
黒色を避ける。
蜂を見たらその場を離れる。
第5位 イノシシ
南紀の磯道では普通に出ます。
特に
夕方
夜釣り
早朝
は遭遇率が高くなります。
子連れのイノシシは非常に危険です。
対策
音を出しながら歩く。
急に曲がる場所では声を出す。
人の存在を知らせることが重要です。
まとめ
地磯の藪漕ぎで多い事故は
1位 転倒
2位 マダニ
3位 ヘビ
4位 スズメバチ
5位 イノシシ
です。
南紀の地磯は自然そのものです。
危険もありますが、装備と知識があれば大半は防ぐことができます。
長袖・長ズボン・磯靴・ライト。
この基本装備だけでも安全性は大きく上がります。

