堤防釣りや船釣りでよく釣れる「カマス」。実は主に3種類が混ざって釣れます。
- ヤマトカマス(ミズカマス・水カマス)
- アカカマス(ホンカマス・本カマス)
- タイワンカマス
多くの人が「全部カマス」で済ませてしまいますが、見分けると味・値段・食べ方が大きく変わります。
特にアカカマスは刺身でも食べられる高級カマスとして人気です。
この記事では、初心者でもすぐわかる見分け方を写真付きで徹底解説します。
和歌山(白浜・みなべ)エリアの釣り人向けに実践的なポイントもまとめました。
3種類のカマス 早見比較表
|
項目
|
ヤマトカマス (ミズカマス)
|
アカカマス (ホンカマス)
|
タイワンカマス
|
|---|---|---|---|
|
学名
|
Sphyraena japonica
|
Sphyraena pinguis
|
Sphyraena obtusata
|
|
最大サイズ
|
約30cm前後
|
40〜60cmになる個体も
|
30〜40cm程度
|
|
体色
|
青みがかった灰色・緑っぽい 背中に唐草模様(生きてる時)
|
赤み・黄みが強い 背中が赤っぽい
|
体側に黒い縦縞2本が特徴
|
|
第1背びれと腹びれの位置
|
ほぼ同じ位置(腹びれが少し後ろ)
|
腹びれが第1背びれより明らかに前
|
腹びれが第1背びれより前
|
|
鱗の大きさ
|
小さい・剥がれやすい
|
やや大きめ・剥がれにくい
|
とても大きい・しっかり付く
|
|
側線
|
1本
|
1本
|
2本(これが一番の決め手)
|
|
臀びれ(尻びれ)の色
|
普通
|
黄色みが強い
|
黄色いことが多い
|
|
味・食感
|
水っぽい・身が柔らかい 干物向き
|
最も脂が乗って美味しい 刺身OK
|
ややパサつきやすい 干物可
|
|
旬・時期
|
夏〜秋(6〜11月)
|
秋〜冬
|
温暖化で近年増加・夏〜秋
|
|
スーパー流通
|
最も多い
|
高級扱い・少ない
|
時々混じる
|
最も簡単な見分け方3ステップ(初心者おすすめ順)
- まず体側を見てみる
→ 黒い縦縞が2本ハッキリ入っている → タイワンカマス確定
(他の2種は縦縞1本か無し) - 縦縞が1本か無しなら → 背びれと腹びれの位置をチェック
- 第1背びれ(前の方の背びれ)と腹びれのスタート位置がほぼ同じ → ヤマトカマス
- 腹びれが明らかに第1背びれより前にある → アカカマス(またはタイワンだが縞で除外済み)
- さらに確実にしたい時は
- 鱗を指で触る:大きくてしっかり → タイワンカマス
- 体色:赤っぽい・黄色いヒレ → アカカマス
- 青っぽい・唐草模様(新鮮時) → ヤマトカマス
実釣り・実食でのポイント(和歌山エリア)
- ヤマトカマス:夏のえんぴつカマスはこれ。群れがデカいので数釣り最強。身が水っぽいので鮮度が命。塩焼きより干物が最高。
- アカカマス:秋〜冬に良型が釣れると嬉しい。脂ノリが抜群で、刺身・塩焼き・煮付けどれも最高級。干物にしても旨味が濃い。
- タイワンカマス:近年増えてきてる温暖化の魚。群れに混じることが多く、黄色い尻びれで気づく人も。味はヤマトと中間くらい。
まとめ:見分けて楽しむカマス釣り。
「カマス」と一括りにせず、見分けられるようになると釣りがもっと楽しくなります。
特にアカカマスを狙って釣ると達成感が違いますよ。
堤防や船でカマスが釣れたら、ぜひこの3ポイントをチェックしてみてください!

