せっかく釣り上げた綺麗な魚も、扱い一つで台無しになってしまいます。
写真のように魚体が赤くなっているのは、魚が暴れて壁に打ち付けられたり、魚同士が擦れたりした「スレ」の状態です。
この赤みは人間でいう「内出血」のようなもので、見た目が悪いだけでなく、実は身の中まで大きなダメージを受けています。
激しく暴れた魚は、そのストレスと衝撃で身がボロボロになり、食感も風味も著しく落ちてしまいます。
最高の鮮度を保つ「活〆」の重要性
魚を美味しく持ち帰るための絶対条件は、釣り上げてすぐに「活〆」を行うことです。
生きたまま即座に〆ることで、魚が暴れて身を傷つけるのを防ぎ、エネルギー(ATP)の消耗を最小限に抑えることができます。
スレて赤くなった魚と、適切に活〆された魚では、数時間後の身の弾力や旨味が全く違います。
「釣ったらすぐに〆る」というひと手間が、魚を最高の食材に変える秘訣です。
釣太郎からのアドバイス
魚の体表は非常にデリケートです。
暴れさせてスレを作らないよう、速やかに、そして丁寧に扱ってあげてください。
せっかくの獲物を最高の状態で味わうために、活〆の技術を身につけておきましょう。

