車を運転していると、信号待ちや駐車場でエンジンをかけたままにしている人をよく見かけます。
しかし実はこのアイドリング(エンジンかけっぱなし)、想像以上にガソリンを無駄にしています。
「少し停まるだけだから問題ない」
と思いがちですが、積み重なるとかなりの燃料ロスになります。
今回は
アイドリングはガソリンを何%無駄にするのか
を数字で分かりやすく解説します。
アイドリングの燃料消費量
一般的なガソリン車の場合、エンジンをかけているだけでも燃料は消費されます。
平均的な数値は次の通りです。
アイドリング燃料消費量
約 0.6〜1.0L / 時間
つまりエンジンを回しているだけで、1時間に1L近くのガソリンを使う場合もあります。
これを時間ごとに分解すると次のようになります。
アイドリング燃料消費グラフ
停止時間 | 燃料消費量 | ガソリンロス率
5分 | 約0.05L | 約2%
10分 | 約0.1L | 約4%
30分 | 約0.3L | 約12%
60分 | 約0.6〜1.0L | 約20%以上
※一般的な燃費15km/Lの車で計算
つまり長時間のアイドリングは
走行燃料の20%以上を無駄にしている可能性があります。
5秒以上停まるならエンジンOFF
昔は
エンジン再始動
↓
燃料を多く使う
と言われていました。
しかし現在の車は電子制御燃料噴射なので事情が変わりました。
研究結果では
エンジン再始動の燃料量
=アイドリング約5秒分
と言われています。
つまり
5秒以上停止
→エンジンOFFが得
5秒未満
→アイドリングでも差は少ない
この理屈が現在の常識です。
実際に年間どれくらい無駄?
信号待ちを例にしてみます。
信号待ち
約30秒
1日10回
↓
5分
1年
↓
約30時間
燃料消費
↓
約20〜30L
ガソリン170円/Lの場合
年間
3400〜5100円
ただ停まっているだけで、これだけ燃料を使っている計算になります。
アイドリングストップ車はこの理屈
最近の車には
アイドリングストップ機能
が付いています。
停車すると
エンジン停止
↓
アクセルで再始動
という仕組みです。
これはつまりメーカーも
停車時はエンジン停止が燃費に有利
と判断している証拠です。
釣り人は特に要注意
釣り人は
堤防
港
漁港駐車場
などで車を停めて待機することがあります。
例えば
仲間待ち
釣果整理
夜釣り休憩
こういう場面で
1時間アイドリング
というケースは珍しくありません。
この場合
ガソリン
約0.6〜1.0L消費
つまり
100〜170円
ただ回しているだけで消費しています。
結論
アイドリングは
5秒以上停まるならエンジンOFF
これが燃費的にも環境的にも正解です。
小さな習慣ですが
信号待ち
駐車場
荷物整理
こういう時に少し意識するだけで
年間数千円〜1万円ほど燃料節約になる可能性があります。
ガソリンが高い今こそ
無駄なアイドリングはやめる。
これが一番シンプルで確実な節約方法です。
要約
アイドリングは燃料を確実に消費する
1時間で約0.6〜1.0L使う
走行燃料の最大20%が無駄になる可能性
5秒以上停止ならエンジンOFFが得
燃料節約の一番簡単な方法は
「止まったらエンジンを切る」
これだけです。

