はじめに:なぜ南紀でサメ被害が多いのか?
南紀地方、特に白浜店以南の磯場や沖磯では、釣り上げた魚がサメに横取りされる「シャークアタック」が頻発しています。
これは単なる偶然ではなく、サメの回遊ルートや行動パターンに深く関係しています。
サメはどこを回遊する?南紀の海域における傾向
1. 黒潮の影響を強く受けるエリア
南紀の海は黒潮の分流が沿岸近くを流れており、水温が高く、回遊魚が豊富。
これにより、エサを求めて大型のサメ類(イタチザメ、アオザメ、シュモクザメなど)が接岸しやすくなります。
2. 磯際・沖磯はサメの通り道
特に潮通しの良い磯場や沖磯は、サメにとっても「狩り場」。
釣り人が魚を掛けると、その動きや血の匂いに反応して、サメが急接近するケースが多発しています。
サメの行動パターンとは?
1. 夜行性が多いが、日中も油断禁物
多くのサメは夜行性ですが、釣り人の活動が活発な朝マヅメ・夕マヅメにも出没します。
特に潮の動きが活発な時間帯は要注意。
2. 「音」と「匂い」に敏感
サメは水中の振動や血の匂いに非常に敏感。
青物やイカを釣り上げる際のバタつきや、締めた後の血が流れると、数分でサメが寄ってくることも。
3. 季節による出現傾向
- 夏〜初秋(6〜10月):黒潮が接近し、水温が高くなるため、サメの活動が活発に。
- 冬場(12〜2月):水温が下がると沖に離れる傾向。ただし、深場から回遊してくる個体もいるため油断は禁物。
釣り人ができるサメ対策
- 魚を素早く回収する:ヒット後は手早く寄せてランディング。
- 血抜きは潮上で行う:磯場では潮下に血が流れないように注意。
- サメが出たらポイント移動も視野に:一度出たらしばらく居座ることが多いです。
- 夜釣りは特に注意:ヘッドライトの光や音に反応することも。
まとめ:サメの習性を知って、安全で快適な釣りを!
南紀の海は豊かな反面、サメとの「知恵比べ」も必要です。
サメの回遊ルートや行動パターンを理解することで、釣果を守り、安全な釣行が可能になります。

