1月でもアオリイカは産卵する。南紀で確認したコインサイズの新仔イカ【2月24日】

「アオリイカの産卵は春だけ。」

そう思っている方は多いです。

しかし、2026年2月24日。
南紀の海で、年明けに孵化したと思われるコインサイズのアオリイカ仔魚を確認しました。

数は少ない。
でも、確実にいる。

これが南紀です。


なぜ真冬でも孵化するのか?

南紀は黒潮の影響を強く受けます。

冬でも水温が15〜17℃を保つエリアがある。

アオリイカの産卵適水温は
おおよそ18〜23℃と言われますが、

実際は
“条件が揃えばそれ以下でも産卵する”

これが現場の答えです。

特に
・黒潮接岸時
・ベタ凪が続いた年
・沿岸水温が急落しない年

こういう年は、少数ながら越冬産卵が起きます。


コインサイズ=年明け孵化の可能性

写真の個体は体長数センチ。
完全に新仔サイズ。

逆算すると
産卵は12月〜1月。

つまり
真冬に抱卵している個体がいるということ。

南紀では
「冬は完全オフ」ではない。

むしろ
“見えていないだけ”です。


これが意味するもの

① 春の大型だけが本命ではない
② 早い年は春に小型が混じる理由になる
③ 年間を通じた個体群循環がある

そして何より

南紀はポテンシャルが高い。

紀北や内湾とは違う。
黒潮が絡む海は、やっぱり別格です。


釣り人目線で考えると

真冬でも完全にエギングゼロではない理由。

ヤエンで突然小型が触る理由。

それは
“ゼロじゃないから”です。

数は少ない。
でも、いる。

これを知っているかどうかで
戦略は変わります。


要約

2月24日。
南紀でコインサイズのアオリイカ仔魚を確認。

南紀では真冬でも少数ながら産卵・孵化が起きている可能性が高い。

黒潮の影響を受ける海は
やはり特別です。

春だけがアオリイカの季節ではない。

南紀は、通年で“動いている海”です。

 

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