寒い季節になると、温かい鍋料理が恋しくなりますね。
釣り人特権の贅沢鍋といえば、やはり「イカしゃぶ」ではないでしょうか。
透き通ったイカの身を、熱々の出汁にサッとくぐらせる。
表面がほんのり白くなった瞬間、口に運ぶと広がる甘みと食感。 たまりませんね。
今回は、イカの王様「アオリイカ」を使ったイカしゃぶについて、モンゴウイカとの違いや、
美味しく安全に食べるための注意点を解説します。
アオリイカとモンゴウイカ、イカしゃぶでの違いは?
イカしゃぶはどんなイカでも美味しいですが、種類によって食感や味わいが大きく異なります。
特によく比較される「アオリイカ」と「モンゴウイカ(カミナリイカ)」の違いをご紹介します。
1. アオリイカ(イカの王様)
【特徴】
ねっとりとした濃厚な甘みと、適度な歯ごたえが特徴です。
加熱すると甘みがさらに増し、繊維がほどけるような上品な食感になります。
【イカしゃぶの感想】
「甘み」を楽しみたいなら断然アオリイカです。 サッと湯にくぐらせることで、生の状態よりも甘みが際立ちます。
身が硬くなりにくいのも魅力です。
2. モンゴウイカ
【特徴】
肉厚で、もちもちとした柔らかい食感が特徴です。
アオリイカに比べると甘みはさっぱりしていますが、食べ応えは抜群です。
【イカしゃぶの感想】
「ボリューム感」と「もちもち食感」を楽しみたい方におすすめです。
肉厚なので、少し薄めにスライスするとしゃぶしゃぶしやすくなります。
アオリイカでイカしゃぶをする時の3つの注意点
せっかくの高級食材アオリイカ。
失敗せずに最高に美味しく食べるために、以下の3点に注意してください。
① 加熱しすぎない(一番重要!)
アオリイカは火を通しすぎると、せっかくの食感がゴムのように硬くなってしまいます。
「出汁に3秒~5秒くぐらせるだけ」**で十分です。
表面が白くなり、中心がまだ半生(レア)の状態が、甘みが一番強く柔らかい最高のタイミングです。
② 薄皮は丁寧に取り除く
アオリイカには、表と裏に薄い皮があります。
これが残っていると、口当たりが悪く、食べた時の感動が半減してしまいます。
キッチンペーパーなどを使って、裏表の薄皮をきれいに剥いてから切り分けましょう。
③ アニサキス対策(隠し包丁)
新鮮なイカであっても、アニサキスのリスクはゼロではありません。
しゃぶしゃぶは「半生」で食べることが多いため、完全に死滅させる温度まで中心が達しない場合があります。
対策として有効なのは以下の2点です。
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目視確認: スライスする際に、白い糸状のものがないかよく見る。
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隠し包丁(飾り包丁): 身の表面に細かい切れ込みを入れる。
隠し包丁を入れることで、万が一アニサキスがいても切断できる可能性が高まり、
さらに出汁が絡みやすくなって美味しさもアップします。
もちろん、釣ってすぐ内臓を処理し、冷やして持ち帰ることも大切です。
おすすめの切り方と食べ方
イカしゃぶにする際のアオリイカは、**「そぎ切り」**がおすすめです。
包丁を寝かせて、断面を広く取るように薄く切ることで、熱が通りやすくなり、ふわっとした食感になります。
【おすすめのタレ】
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ポン酢 + もみじおろし: さっぱりとしてイカの甘みが引き立ちます。
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ごまダレ: 濃厚な味が好きな方に。
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肝醤油: 新鮮な肝があるなら、肝を溶いた醤油につけるのも釣り人の特権です。
釣れたてのアオリイカで至福の時間を
南紀の海で育ったアオリイカは、身が厚く味が濃いのが自慢です。
釣太郎では、イカ釣り用の活きアジも豊富に取り揃えています。
自分で釣ったアオリイカでやるイカしゃぶは、お店で食べる何倍も美味しいですよ。
今週末はぜひ、エギングやヤエン釣りに出かけてみてはいかがでしょうか?

