冬の磯で最も熱くなるターゲット――それが寒グレ(寒チヌではなくグレ)。
しかし、同じポイントでも「釣れる日」と「渋い日」が極端に分かれるのが寒グレ釣りの難しさです。
実はその差を生む最大の要因が、潮の向き(縦か横か)。
この記事では、潮の動きとグレの警戒心を科学的に紐解きながら、縦潮=攻める/横潮=繊細にという鉄則を深掘りします。
🎯 寒グレ釣りの結論
- 縦の潮(沖へ出る・手前へ寄る)=チャンス。積極的に攻めるべき状況。
- 横の潮(左右へ流れる)=警戒モード。仕掛け・流し方を極限まで繊細に。
このシンプルな判断基準が、冬のグレ釣りの釣果を大きく左右します。
1. なぜ「縦の潮」は寒グレのチャンスなのか?
■ グレの習性:縦の流れは“自然なエサの動き”を演出する
縦の潮は、撒き餌と付けエサが同調しやすく、グレにとって違和感が少ない流れです。
■ 仕掛けが入りやすく、棚が安定する
縦の潮は仕掛けが素直に入るため、
- 棚ブレが少ない
- エサが自然に落ちる
- 食わせの間が長くなる
結果として、グレの捕食スイッチが入りやすい状況になります。
2. 「縦潮」で積極的に攻めるべき理由
✔ 深棚までしっかり探る
寒グレは冬ほど深場に落ちる傾向があるため、縦潮は深棚攻略に最適。
✔ 仕掛けはやや重めでもOK
縦潮は仕掛けが暴れにくいので、
- G5〜G2のガン玉
- 0〜0.5号のウキ など、やや重めの設定でも自然に入ります。
✔ エサ取りが散りやすく本命が浮きやすい
縦潮はエサ取りが散りやすく、グレが撒き餌に素直に寄ってくる傾向があります。
3. 「横の潮」はなぜ警戒モードになるのか?
■ 横潮は“違和感”が出やすい
横に流れる潮は、付けエサが不自然に引っ張られ、グレが違和感を覚えやすい流れです。
■ 警戒心が強くなる冬は特にシビア
寒グレは冬ほど警戒心が強く、横潮では口を使いにくくなります。
4. 横潮で釣果を出すための「繊細テクニック」
✔ 仕掛けは軽く、ウキは小さく
- ウキ:00〜000
- ガン玉:極小(G7〜G8)
- ハリス:1.5〜1.75号
仕掛けの存在感を極限まで消すのがポイント。
✔ 流し方は“ライン操作が命”
横潮ではラインメンディングが雑だと一瞬で仕掛けが不自然になります。 ラインを張らず緩めず、“ゼロテンション”を維持するのが理想。
✔ 撒き餌は潮上に打ち、付けエサを同調させる
横潮は同調が難しいため、撒き餌の投入位置を潮上にずらして調整します。
5. 【まとめ】潮の向きで寒グレの難易度は激変する
| 潮の向き | グレの状態 | 釣り方 |
|---|---|---|
| 縦の潮 | 活性が上がりやすい | 積極的に攻める、深棚まで探る |
| 横の潮 | 警戒心MAX | 仕掛けを軽く、流し方を繊細に |
潮の向きを読むだけで、寒グレ釣りの成功率は劇的に変わります。

