【ヒラメとカレイの違い】どっち?3秒でわかる見分け方と味・旬・値段の完全ガイド

「ヒラメ」と「カレイ」、見た目がそっくりなこの魚たちの違いを解説。

「左ヒラメに右カレイ」の見分け方だけでなく、口の形、性格、そして味や美味しい食べ方まで徹底比較。

釣り人や料理好き必見の、違いがひと目でわかる完全ガイドです。

はじめに:似ているようで全然違う2つの魚

スーパーの鮮魚コーナーや釣りの現場で、「これってヒラメ?カレイ?どっちだっけ?」と迷ったことはありませんか。

姿形は非常によく似ていますが、実は「性格」も「値段」も「美味しい食べ方」も全く違う魚なのです。

今回は、誰でも一瞬で見分けられる方法と、それぞれの特徴をわかりやすく解説します。

1. 最大のポイントは「顔の向き」

ヒラメとカレイを見分けるために、昔から使われている有名な言葉があります。

それは**「左ヒラメに右カレイ」**です。

見分け方のルール

魚のお腹を手前(下)にして置いたとき、顔がどちらを向いているかを確認しましょう。

  • ヒラメ: 顔が**「左」**を向いている。

  • カレイ: 顔が**「右」**を向いている。

これさえ覚えておけば、基本的には間違いありません。

(※ヌマガレイなど一部の例外はありますが、日本で見かけるほとんどの種類はこの法則が当てはまります。)

2. 「口の形」を見れば性格がわかる

顔の向き以外にも、もっと確実な見分け方があります。

それは**「口」と「歯」**です。

ここには、彼らの食性(何を食べているか)の違いがはっきりと表れています。

ヒラメ:獰猛なハンター

  • 口の特徴: 口が大きく裂けていて、鋭く尖った歯がズラリと並んでいる。

  • エサ: 小魚(アジやイワシ)を追いかけて捕食するフィッシュイーター。

  • 性格: 非常に獰猛で、泳ぐスピードも速い。

カレイ:おっとりした偏食家

  • 口の特徴: 口が小さく、おちょぼ口。歯はあっても小さいか、未発達なことが多い。
  • エサ: 砂の中のゴカイやイソメ、小さな甲殻類を吸い込むように食べる。

  • 性格: 砂地でじっとしていることが多く、動きは比較的ゆっくり。

釣りをする際も、ヒラメは「ルアーや活き餌」で狙い、カレイは「虫エサ」で狙うのはこのためです。

3. 味と料理の違い:刺身ならどっち?

「ヒラメ」と「カレイ」、どちらも美味しい白身魚ですが、適した料理法は異なります。

ヒラメ:高級魚の代表格(刺身向け)

  • 身質: 引き締まっていて弾力がある。淡白ながらも旨味が強い。
  • おすすめ料理: 何と言っても**「刺身」や「昆布締め」**。寿司ネタとしても最高級です。

    ムニエルやフライにしても美味ですが、鮮度が良ければ生食が一番です。

  • エンガワ: ヒラメのエンガワは1匹から少量しか取れない希少部位で、脂が乗って絶品です。

カレイ:家庭の味方(煮付け・唐揚げ向け)

  • 身質: ヒラメに比べると水分がやや多く、加熱するとふっくら柔らかくなる。

  • おすすめ料理: 定番の**「煮付け」や「唐揚げ」**。火を通すことで身離れが良くなり、とろけるような食感になります。

    新鮮なマコガレイなどは刺身でも美味しいですが、一般的には加熱調理向きです。

    回転寿司の「エンガワ」は、実は大型のオヒョウやカラスガレイ(カレイの仲間)が使われていることが多いです。

4. 旬の時期も真逆?

「寒ビラメ」という言葉があるように、それぞれの美味しい季節も異なります。

  • ヒラメの旬: 冬(11月~2月頃)。産卵前の冬場は身が厚くなり、脂が乗って最も美味しくなります。

    夏場のヒラメは「猫またぎ(猫もまたいで通るほど美味しくない)」と言われることもありますが、最近は養殖技術の発達で通年美味しく食べられます。

  • カレイの旬: 種類によって異なるが、多くは夏~秋、または春。カレイは種類が非常に多く(マコガレイ、イシガレイ、メイタガレイなど)、種類ごとに旬がリレーします。

    「夏のマコガレイ」はヒラメを凌ぐ美味と言われることもあります。

まとめ:違い一覧表

最後に、ヒラメとカレイの違いをわかりやすく表にまとめました。

特徴 ヒラメ (Hirame) カレイ (Karei)
顔の向き を向く を向く
口・歯 大きく鋭い歯(獰猛) 小さくおちょぼ口
主食 小魚(アジなど) ゴカイ、イソメ
代表料理 刺身、寿司 煮付け、唐揚げ
価格 比較的高級 庶民的(種類による)

これでスーパーや釣り場に行っても、もう迷うことはありません。

今晩のおかずに、刺身が食べたいなら「左のヒラメ」、煮付けが食べたいなら「右のカレイ」

を選んでみてはいかがでしょうか。

 

タイトルとURLをコピーしました