一般的に、30cmを超える「尺アジ」は船で沖へ出ないと釣れない魚です。
しかし、和歌山県 南紀エリアだけは例外。
堤防(オカッパリ)からでも、冬になると35cm級・40cm級の寒尺アジが釣れるという全国的にも極めて珍しい地域です。
・船に乗らなくても岸から狙える
・寒さに耐える価値があるほど極上の味
・釣り人の間では「全身トロアジ」と呼ばれる
・冬季限定(12月〜2月頃)が最盛期
「たかがアジ」と思っている人ほど、南紀の寒尺アジを食べた瞬間、価値観が180度変わります。
■なぜ南紀だけでオカッパリから尺アジが釣れるのか?
南紀エリア限定の要因は以下の通り。
・黒潮本流の分流が沿岸部まで届く
・餌が豊富な地形(深場が近い)
・水温が極端に下がりすぎないため回遊しやすい
・冬季は代謝が下がり脂が身に蓄積されやすい
・混雑しない堤防で釣りが可能。夜明け前〜朝マズメが好条件
特に田辺〜みなべ〜白浜〜すさみ〜串本エリアで釣果実績が多く、
「寒尺アジ=南紀の冬の風物詩」として県内外の釣り人に知られています。
■脂質含有率が驚異的
——“全身トロ”は大げさではなく、科学的事実
| サイズ | 地域 | 脂質含有率 |
|---|---|---|
| 20cmアジ | 日本各地 | 4〜6% |
| 30〜35cm寒尺アジ | 南紀冬季 | 15〜18% |
| マグロ中トロ | 一般 | 約15% |
| マグロ大トロ | 一般 | 約20% |
→ 南紀の寒尺アジは、ほぼ“マグロのトロ級”の脂のり。
■美味しい食べ方ランキング(釣太郎スタッフおすすめ)
1位:刺身(海水氷で冷やした直後が最高)
2位:なめろう(脂が濃いため味噌と相性抜群)
3位:塩焼き(脂が滴るため炭火推奨)
4位:熟成刺身(釣行翌日〜2日目で旨味増幅)
■釣ったら必ず「海水氷」で冷却
南紀の寒尺アジは脂のりが非常に良いため、冷却方法で味が劇的に変わります。
・真水氷 → 浸透圧により細胞破壊 → 水っぽくなる
・海水氷(釣太郎の黒潮海水凍結タイプ)→ 細胞保護 → 脂と旨味を保持
👉 3kg 400円(釣太郎)/釣り用専用海水氷
※黒潮の海水をそのまま凍らせた無加工氷。
■釣れる時期・時間帯・状況
| 項目 | 条件 |
|---|---|
| ベストシーズン | 12月〜2月(特に1月) |
| 水温 | 14℃〜17℃ |
| 時間帯 | 夜明け前〜朝マズメ |
| 天候 | 北西風5〜7m程度が好条件 |
| 仕掛け | 遠投サビキ(ロケットカゴ仕様推奨) |
| 刺しエサ | 青イソメ・オキアミ必須(当たりが無い時用) |
■釣り場人気エリア(和歌山県南紀)
・田辺〜みなべ堤防
・白浜周辺の地磯/堤防
・すさみ町・串本町の堤防(大型実績有)
冬季は寒さとの戦いですが、その価値は唯一無二。
**「寒尺アジ釣りは南紀の冬の贅沢」**と言われています。
■まとめ
・尺アジが岸から釣れるのは南紀だけ
・冬季限定で“トロ級”に脂が乗る
・食味はマグロのトロに匹敵
・釣るなら刺しエサ+ロケットカゴ仕様
・冷却は必ず海水氷(400円)
「オカッパリでトロアジが釣れる」——これは全国でも南紀だけ。
一度味わえば、必ず“また冬に来よう”と思うほどの絶品です。

