はじめに:カゴの選び方で釣果が変わる?
釣具屋さんのサビキコーナーに行くと、青い網目のカゴと、プラスチックのロケット型のカゴが
並んでいて「どっちを買えばいいの?」と迷ったことはありませんか?
実はこの2つ、**「どこを狙うか」**によって明確な使い分けが必要です。
今回は、それぞれの特徴と、状況に合わせたベストな選び方を解説します。
1. 定番の「サビキカゴ(網カゴ)」の特徴
まずは、サビキ釣りセットによく付属している定番のタイプです。
【メリット】
-
撒き餌が広範囲に拡散する: 網目全体からアミエビのエキスが出るため、魚を寄せる力が強いのが最大の特徴です。
-
コマセ(餌)を詰めやすい: 「すいこみバケツ」などを使えば、手を汚さずにスピーディーに餌を補充できます。
【デメリット】
-
沈むのが遅い: 軽いプラスチック製が多いため、潮が速いと流されやすいです。
-
飛距離が出ない: 投げると空中で餌が散らばってしまうため、遠投には向きません。
★おすすめのシーン
-
堤防の足元に魚がいる時
-
アジやイワシの群れを足止めしたい時
-
ファミリーフィッシング(手返しの良さ重視)
2. 遠投に強い「ロケットカゴ」の特徴
次に、ミサイルのような形をしたプラスチック製のカゴです。下カゴ式だけでなく、上カゴ式としてもよく使われます。
【メリット】
-
沈下スピードが速い: オモリが内蔵されている(または空気抵抗が少ない)ため、狙った深さ(タナ)まで一気に沈められます。
-
飛距離が出る: 飛行中に餌が漏れにくく、空気抵抗が少ないので遠くまで飛ばせます。
-
餌持ちが良い: 放出量を窓の大きさで調整できるため、少しずつ餌を撒くことができます。
-
絡みにくい: 形状がシンプルで、仕掛け絡みのトラブルが比較的少ないです。
【デメリット】
-
餌詰めが少し手間: 開口部が狭いものが多く、スプーン等で詰める必要があります。
-
拡散力は控えめ: 点で撒くイメージになるため、魚を広範囲から寄せる力は網カゴに劣ります。
★おすすめのシーン
-
足元に魚がおらず、少し沖を狙いたい時(投げサビキ)
-
水深が深い場所
-
風が強い日や、潮の流れが速い時
-
良型のアジやサバを狙う時
3. 一目でわかる!性能比較表
| 特徴 | サビキカゴ(網) | ロケットカゴ |
| 撒き餌の拡散 | ◎ 広範囲に広がる | ◯ 集中して撒ける |
| 沈下スピード | △ 遅め | ◎ 速い(オモリ付) |
| 飛距離 | △ 短い(足元用) | ◎ 長い(遠投可) |
| トラブル | △ 糸が絡みやすい | ◯ 絡みが少ない |
| 狙い方 | 足元サビキ | 投げサビキ・深場 |
4. 結局どっちを使えばいいの?状況別・使い分け術
ケースA:子供と一緒に堤防の真下でアジを釣る
👉「サビキカゴ(網カゴ)」一択!
足元に落とすだけなら、魚を寄せる力が強い網カゴが圧倒的に有利です。手返しよく釣れるので、数釣りが楽しめます。
ケースB:足元では釣れない、隣の人は沖に投げて釣れている
👉「ロケットカゴ」にチェンジ!
魚が岸壁から離れている場合は、ロケットカゴを付けた「投げサビキ」仕掛けに変更しましょう。狙ったポイントへダイレクトに餌を届けられます。
ケースC:風が強くて仕掛けが絡まる
👉「ロケットカゴ」がおすすめ
網カゴは風の影響を受けやすく、ハリスが絡む原因になります。
スマートな形状のロケットカゴなら、風の日でもトラブルを減らせます。
まとめ
-
足元での数釣りなら「サビキカゴ」
-
沖目狙いや深場、風対策なら「ロケットカゴ」
初心者のうちは、まず扱いやすい「サビキカゴ」で足元を狙い、慣れてきたり釣れない時は
「ロケットカゴ」で沖を探る、という二段構えで準備しておくと、ボウズ(0匹)のリスクを減らせますよ。

