【11月下旬】アオリイカ大型化!キロオーバーを逃さない「タモ vs ギャフ」徹底比較

11月下旬、キロオーバーが当たり前の季節へ

  • 水温の低下とともに、アオリイカの成長スピードが加速する11月下旬。

  • 「やっと乗った!」と思った重量感が、実はキロオーバーだったというケースが増えます。

  • しかし、大型化するほど難易度が上がるのが、最後の大仕事「取り込み」です。

  • せっかくの大物を足元でバラさないために、今こそランディングツールを見直しましょう。

1. なぜこの時期、取り込みツールが重要なのか?

  • 重量の増加: 秋口の300g〜500gなら抜き上げ(ごぼう抜き)ができましたが、キロを超えると足(触腕)が切れるリスクが激増します。 ロッドの破損を防ぐためにも、必ずツールが必要です。

  • ジェット噴射のパワー: 大型は引きの強さが違います。 水面際での最後の抵抗でバレることが多いため、一発で決める必要があります。

2. 「タモ(ランディングネット)」のメリット・デメリット

初心者からベテランまで、確実性を求めるならタモ。

【メリット】

  • 掬い損じが少ない: 枠が大きいため、アバウトに寄せてもネットインさせやすいです。

  • イカを傷つけにくい: リリース前提の場合や、墨を吐かせたくない場合に有利です。

  • 外道(魚)にも対応可能: ヒラメや青物などが掛かった場合も対応できます。

【デメリット】

  • フック絡み: エギのカンナやヤエンがネットに絡まり、タイムロスすることがあります。

  • 水抵抗が大きい: 操作時に水の抵抗を受けるため、潮が速い場所では扱いが重くなります。

  • 持ち運び: 枠が大きく、ランガンスタイル(移動を繰り返す釣り)では少々邪魔になりがちです。

3. 「ギャフ」のメリット・デメリット

機動力と手返しを重視するランガンスタイルに人気。

【メリット】

  • 携帯性抜群: コンパクトに収納でき、軽量であるため移動が楽です。

  • 水抵抗が少ない: 風や潮の影響を受けにくく、スッとポイントへ落とせます。

  • フック絡みなし: エギやヤエンに干渉せず、ダイレクトにイカを掛けにいけます。

【デメリット】

  • 習熟が必要: イカの胴体先端やエンペラ付近を正確に狙う技術が必要です。 失敗してイカを突いてしまうと、驚いて逃げられることがあります。

  • イカへのダメージ: 体に穴を開けるため、リリースには不向きです。 また、掛かり所が悪いと身切れして落下するリスクがあります。

  • 魚には使えない: 基本的にイカ専用です。

4. 結局どっちがいい?状況別のおすすめ診断

あなたのスタイルに合わせて選びましょう。

  • 【タモがおすすめの人】

    • 確実性を最優先したい人。

    • リリースも視野に入れている人。

    • 足場がそれほど高くない堤防や磯でじっくり釣る人。

    • ヤエン釣り師(ヤエンは複雑な形状のため、ギャフよりタモですくう方が安全な場合も多い)。

  • 【ギャフがおすすめの人】

    • エギングで磯やテトラ帯をガンガン移動する(ランガン)人。

    • 荷物を極力軽くしたい人。

    • 風が強い日や、足場が非常に高い場所(タモ枠が風で煽られるのを防ぐ)。

    • 食べるために持ち帰る派の人。

5. キロオーバーを取り込むための「鉄則」テクニック

道具が何であれ、共通するコツがあります。

  • 完全に弱らせる: イカが白くなり、ジェット噴射が終わるまで焦らず待ちましょう。

  • イカの「後ろ」からアプローチ: イカは後ろ(エンペラ側)には進めません。 タモもギャフも、イカの視界に入りくい後方からアプローチするのが基本です。

  • 垂直に引き上げる: 掛けた後、竿を立てて引き寄せると折れる可能性があります。 柄(シャフト)を縮めながら、垂直に引き上げることが重要です。

まとめ:悔し涙を流さないために

  • 11月下旬からは、「掛ける技術」と同じくらい「獲る技術」が問われます。

  • ご自身の釣り場の高さやスタイルに合わせて、タモかギャフか、信頼できる相棒を選んでください。

  • キロオーバーのずっしりとした重みを、ぜひその手で掴み取りましょう。

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