🎣 1.落水は「想定外」ではなく「いつでも起こり得る」
釣りは足場の悪い岩場・堤防・船上などで行うことが多く、
ちょっとした油断や波しぶき、ぬれた石で簡単に滑ります。
実際、釣り人の死亡事故の多くは「落水による溺死」が原因です。
そしてその約8割がライフジャケット未着用というデータもあります。
つまり――
「泳げるから大丈夫」ではなく、
「ライフジャケットがなければ助からない」のです。
🌊 2.落ちた瞬間、人は思った以上に動けない
海に落ちると、服や靴の重みで体が一気に沈みます。
特に秋冬は海水が冷たく、10秒以内に手足が動かなくなることもあります。
頭まで水に浸かると、パニックで呼吸が乱れ、冷水ショックで意識を失う危険も。
そんなとき、ライフジャケットが浮力を保ってくれるだけで生存率は何倍にも上がります。
👨👩👧👦 3.家族や仲間の命を守る装備でもある
自分だけでなく、家族や子どもと一緒に釣りをする場合、
ライフジャケットは**「守る責任」**でもあります。
特に子どもは体重が軽く、海に落ちると一瞬で沈みます。
子ども用サイズを必ず着用させ、チャック・ベルト・股紐までしっかり装着することが大切です。
家族で釣りを楽しむなら、まず最初に準備すべきは竿ではなくライフジャケットです。
⚓ 4.桜マーク付きのライフジャケットを選ぼう
海釣りでは、国の基準を満たした**「桜マーク付き(型式承認)」**のライフジャケットを選ぶことが重要です。
これは、海上保安庁が認定した正式な救命具で、浮力・強度・耐久性が保証されています。
特にボート釣りでは、「桜マークなし」のベスト型では法的に認められない場合もあります。
釣り堀・防波堤・磯でも、同じ基準を意識して選びましょう。
🚤 5.タイプ別の選び方
ライフジャケットにはいくつかの種類があります。
釣りスタイルに合ったものを選びましょう。
| 種類 | 特徴 | おすすめシーン |
|---|---|---|
| 固型式(発泡素材) | 浮力が安定・壊れにくい | 磯・堤防釣り・子ども向け |
| 自動膨張式(腰巻・肩掛け) | 動きやすくスタイリッシュ | 船釣り・ルアー釣り |
| 手動膨張式 | 誤作動しにくい | 船釣り・落水リスクの低い場所 |
どのタイプでも「必ず浮く」という信頼性が最重要です。
🧠 6.“安全装備を着ること”がプロ釣り師の証
釣り人の間では、「ライフジャケットを着けるのがカッコ悪い」という時代はもう終わりました。
今ではベテランほど安全を最優先しています。
プロ釣り師やYouTuberも、すべて着用して撮影しています。
なぜなら、「命を守る=釣りを続ける権利」だからです。
💬 7.「たった一回の油断」で命を落とす
釣り事故の多くは、天候の急変や強風、高波など“ほんの少しの油断”から起こります。
そして一度落水すると、救助までに数分しか猶予がありません。
その数分を稼げるかどうかが、ライフジャケットの有無で決まります。
💡 まとめ
ライフジャケットは――
・命を守る「最後の壁」
・家族を安心させる「信頼の証」
・釣り人の「最低限のマナー」
釣りの楽しさは、安全があってこそ。
今日からは「竿を持つ前に、ライフジャケットを着ける」。
これが釣り人としての第一歩です。


