🦝 ハクビシンとは?
・夜行性の中型哺乳類(ネコ科に近いジャコウネコの仲間)
・顔の中央に白い線が通っているのが特徴(名前の由来)
・木登りや屋根裏への侵入が得意で、都市部でも繁殖中
🚨 出没したときの主なリスク
① 糞尿による被害
・屋根裏や天井裏に侵入し、同じ場所に糞尿を繰り返す習性があります。
・悪臭・天井シミ・木材腐食の原因になります。
・糞には**寄生虫や病原菌(E型肝炎ウイルス、トキソプラズマなど)**が含まれることも。
② 噛みつき・感染症リスク
・基本的に臆病ですが、追い詰めると噛みつくことがあります。
・人やペットに**ノミ・ダニ・疥癬(かいせん)**を媒介する危険もあります。
→ 直接触れたり、糞尿を掃除したりしないようにしましょう。
③ 家屋への侵入・繁殖
・屋根裏・床下・倉庫に巣を作り、複数の子どもを出産することもあります。
・放置すると長期間住み着き、夜中に「ドタドタ」「キーッ」という音が聞こえることも。
🧭 対応の基本方針
① 絶対に素手で触らない
・子どもやペットが近づかないよう注意。
・もし噛まれた・引っかかれた場合はすぐに病院へ。
② 餌場を作らない
・ゴミ袋は夜に出さず、朝の回収時間直前に出す。
・庭の果実やペットフードを放置しない。
・生ごみやコンポストもきっちり蓋をする。
③ 家屋の侵入口をふさぐ
・屋根裏の通気口や軒下の隙間を金網や金属板で塞ぐ。
・侵入の形跡(フン・足跡・臭い)があれば、まずは出入り口を特定。
・中にいる状態で塞ぐと閉じ込めてしまうため、専門業者に相談が安全。
④ 市販の忌避剤・対策グッズを活用
・市販の「ハクビシン忌避スプレー」「木酢液」「ハッカ油」などは効果的。
・強い匂いを嫌う性質があり、通り道にスプレーするだけでも防止効果があります。
・超音波機器も一定の効果がありますが、完全防止には不十分です。
🧰 自治体や専門業者への相談
ハクビシンは鳥獣保護法により、許可なしに捕獲できません。
捕まえる、殺処分するなどは違法行為になるおそれがあります。
必ず、
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地元自治体(市役所・環境課など)
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害獣駆除業者(有資格者)
に相談してください。
自治体によっては無料で調査・捕獲依頼ができる場合もあります。
🌿 被害を防ぐための日常チェック
・天井裏から異音がしないか
・軒下や屋根の隙間が広がっていないか
・夜間、庭先に糞や足跡が残っていないか
・フンが細長く先が尖っていたら、ハクビシンの可能性大
🧊 まとめ
ハクビシンは見た目に反して、
・病原菌の媒介
・糞尿被害
・家屋侵入
など、生活被害をもたらす野生動物です。
ポイントは「寄せつけない・入れない・触らない」。
発見したら、無理をせず専門家に相談し、
自宅まわりの環境を整えておくことが最も確実な対策です。


