🧴 カメムシに効きやすい殺虫剤の種類
① ピレスロイド系(最も一般的で即効性あり)
ピレスロイド系は、神経に作用して麻痺を起こす成分。
蚊・ハエ・ゴキブリにも使われる成分ですが、カメムシにも有効です。
代表的な成分:
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シフェノトリン
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プラレトリン
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フェノトリン
代表商品例:
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アース製薬「カメムシアース」
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フマキラー「カメムシ用キンチョール」
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アースジェットWノズル(カメムシ対応表記あり)
🟢 特徴
・即効性がある
・神経を直接麻痺させるので、命中すれば確実に効く
・比較的安全性が高い
🔴 注意点
・外殻が厚いカメムシには、スプレーが当たる角度が重要
・翅(背中側)よりもお腹側や関節部分に当てると効果大
② 接触忌避型スプレー(寄せつけないタイプ)
殺虫よりも「寄ってこないようにする」タイプです。
特に家の壁や網戸などへの予防塗布に向いています。
代表成分:
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シリコン被膜+ピレスロイド(持続型)
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ペルメトリン
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エトフェンプロックス
代表商品例:
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アース製薬「カメムシ・クモの忌避スプレー」
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フマキラー「虫よけバリア カメムシ用」
🟢 特徴
・1回吹き付けると、数週間〜1か月効果が持続
・玄関・窓・ベランダなどへの防御壁になる
🔴 注意点
・直接殺す力は弱い
・すでに室内に入った個体には不向き
③ 熱・ガス系の駆除(プロ向け)
もし室内で大量発生している場合は、燻煙剤や熱処理が有効。
ただし、これはプロ業者が扱うことが多く、家庭では難しいです。
業務用成分例:
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DDVP(ジクロルボス)
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ペルメトリン+熱拡散
🟢 特徴
・成分が空間全体に拡散して、隙間に潜む個体にも届く
・卵や幼虫にも効果がある
🔴 注意点
・密閉空間でないと効果が薄い
・人やペットがいる場所では使用不可
🧠 効果を最大化する「使い方のコツ」
① 当てる角度
カメムシの「背中(甲羅)」は硬く、薬剤が滑り落ちやすい構造です。
腹側(下から)・脚の根元・翅の下あたりに当てると浸透しやすく、効果が高まります。
② 風のない環境で噴射
風があると霧が飛ばされて当たりません。
できるだけ風のない早朝や夕方に噴射すると効率的。
屋外では風下に立たないように注意。
③ 十分な量を当てる
カメムシは薬剤の浸透が遅いため、2〜3秒以上当て続けるのがコツ。
一瞬かけただけでは表面のワックス層に弾かれます。
④ 「直接当てる」と「予防散布」を併用
カメムシが毎年秋に家の壁やサッシに集まるのは、越冬準備のため。
そのため、9月〜10月ごろに忌避スプレーを壁・網戸に塗布しておくと、侵入防止になります。
⑤ 捕殺時の臭い対策
カメムシをスプレーで弱らせたあと、ティッシュごとつまんで密閉袋に捨てると臭いが残りにくい。
凍殺タイプスプレーを使えば、臭いの発生を抑えたまま処理できます。
🧊 臭いを出させずに駆除したい場合
おすすめは「冷却スプレータイプ」。
冷却スプレーの特徴
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成分はエタノール+冷却剤
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即座にマイナス40℃前後まで冷やして凍らせて動きを止める
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カメムシが臭いを出す前に神経麻痺→死亡する
商品例:
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アース「凍殺ジェット」
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フマキラー「瞬間凍殺ジェット」
🟢 メリット
・ニオイを出さない
・室内でも使いやすい
・子供やペットがいても比較的安全
🏡 家全体の予防ポイント
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網戸や換気口の隙間は5mm以下に調整
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カメムシの好む白壁や光沢面には忌避スプレーを塗布
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玄関灯はLED(虫が寄りにくい波長)に変更
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室内侵入後は吸引機で捕獲→ビニール袋ごと廃棄も有効。


