最初に
アオリイカは優雅で美しいイメージを持つ生き物ですが、実は意外にも「共食い」を行うことがあります。
水槽で飼育している人や、釣り人の中には「アオリイカ同士が襲い合った」という光景を見たことがある方も多いでしょう。
本記事では、アオリイカがなぜ仲間を食べるのか、その生態的背景や釣りへの影響を詳しく解説します。
目次プレースホルダ
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アオリイカが共食いするって本当?
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共食いが起こる主な原因
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飼育や釣りの現場で見られる共食いの実例
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共食いを防ぐ方法(飼育・保存時)
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釣り人が知っておくべきポイント
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まとめ
アオリイカが共食いするって本当?
はい、本当です。
アオリイカは肉食性が非常に強い生き物で、魚や甲殻類だけでなく、自分と同じイカ類を襲うこともあります。
特にアオリイカは瞬発力と視力が優れており、目の前で動くものを「獲物」と判断してしまう傾向があります。
そのため、たとえ相手が同じ種でも、弱っていれば容赦なく捕食してしまいます。
共食いが起こる主な原因
① 空腹による捕食本能
アオリイカは1日に自分の体重の3〜5%にあたる量のエサを必要とするほど、代謝の高い生物です。
水槽内や限られた環境下で餌が不足すると、仲間を「食料」として認識してしまいます。
② 縄張り争い・ストレス
特に成長期や繁殖期のアオリイカは縄張り意識が強く、他個体が近づくと威嚇や攻撃を行います。
狭い水槽や生簀ではストレスが蓄積し、攻撃行動が共食いに発展することがあります。
③ 交接後の攻撃行動
交尾後の雄は攻撃的になり、他の雄や雌までも襲うケースが観察されています。
特に繁殖期の春から初夏にかけては、共食いのリスクが上がります。
飼育や釣りの現場で見られる共食いの実例
・**活かしイカ生簀(いけす)**で、弱った個体が噛まれる
・釣り上げ直後、同じクーラーに入れておくと、触腕で相手を捕まえる
・観察水槽では、体格差のあるペアで小さい方が食われる
アオリイカは非常に好奇心が強く、近づく動くものをまず攻撃して確かめます。
その結果、口に入るサイズならそのまま食べてしまうのです。
共食いを防ぐ方法(飼育・保存時)
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生簀では1匹ずつ仕切る
網や仕切りを入れて、直接触れ合わないようにするのが理想です。 -
クーラー内では海水氷で速やかに冷却
アオリイカ同士が暴れて傷つけ合う前に、海水を凍らせた「海水氷」で冷やすと安全かつ美味しさも保てます。 -
弱った個体はすぐに分離
弱って沈む個体は狙われやすいため、早めに取り上げることが重要です。
釣り人が知っておくべきポイント
・アオリイカを同じバッカンやクーラーに複数入れるのは危険。
・1匹ごとに袋に分けて、海水氷で冷却保存すれば共食いも防げて鮮度保持も可能。
・釣り上げ後に「墨を吐いた」「触腕がちぎれた」場合、共食いの前兆かもしれません。
釣太郎の店舗でも「1匹ずつ袋に分けて、海水氷で冷却」という方法をおすすめしています。
まとめ
アオリイカは見た目の繊細さとは裏腹に、非常に攻撃的で捕食本能の強い生き物です。
共食いは自然な行動であり、釣り人が気をつけることで防げる場合も多いです。
釣りや飼育で扱う際は、**「1匹ずつ仕切る」「海水氷で冷やす」**という基本を守りましょう。
これにより、共食いを防ぎつつ鮮度と美味しさを保つことができます。
要約(CTA)
アオリイカは共食いする生き物です。
原因は「空腹」「縄張り」「繁殖期の攻撃性」。
釣り人は1匹ずつ仕切り、海水氷で速やかに冷却することが大切です。
共食い防止と同時に、鮮度と旨味を最大限に保ちましょう。
FAQ(構造化データ付き)
Q1:アオリイカはなぜ共食いするのですか?
A1:空腹や縄張り争い、繁殖期の攻撃性などが原因です。動くものを獲物とみなす性質があります。
Q2:釣ったアオリイカが他の個体を噛むのを防ぐ方法は?
A2:1匹ずつ袋に分け、海水氷で冷やして動きを止めるのが最も効果的です。
Q3:共食いされたアオリイカは食べられますか?
A3:軽度の噛み跡なら問題ありませんが、体液が漏れて白く変色している場合は品質が落ちます。


