オキアミ漁獲量の減少と価格高騰|釣りエサとしての未来は?

磯釣りやサビキ釣りで欠かせない「オキアミ」。
しかし近年、このオキアミの漁獲量は減少し、価格は上昇傾向にあります。
なぜそのような状況になっているのか?釣り人にとってどんな影響があるのか?
今回は「オキアミの漁獲量と値段の現状」を釣り人目線で解説します。


オキアミ漁獲量は年々減少している

・1980〜90年代の日本では、オキアミ(クリル)の漁獲量が年間 5〜8万トン規模 に達していました。
・しかし2000年代以降は急減し、現在は 数千トン規模 にまで減少。
・背景には以下の要因があります。

  • 資源の減少(乱獲や環境変化による)

  • 海水温上昇や海氷減少による生息環境の悪化

  • 国際的な漁獲規制(南極海のナンキョクオキアミに対する管理)

つまり、資源そのものが減っている上に、国際ルールで獲れる量が制限されているのです。


オキアミ価格の高騰

漁獲量の減少はそのまま市場価格に反映されています。

  • 20年前:3kgブロックが 500〜600円前後

  • 現在:3kgブロックは 1000〜1600円前後 が相場

  • 付けエサ用(ハード加工など):400〜600円

さらに、燃料費や冷凍輸送コストも価格高騰の要因となっています。


釣り人への影響

オキアミはサビキ釣り・フカセ釣り・カゴ釣りなど、幅広い釣りで使われる定番エサです。
価格が高くなると、気軽に「バケツ一杯撒く」スタイルは難しくなってきます。

そのため近年は以下のような工夫が必要になっています。

  • 集魚剤との併用:オキアミを少量に抑え、粉末エサでかさ増し

  • 撒き方を工夫:闇雲に撒かず、潮流やポイントを見極めてピンポイントで投入

  • 付けエサはハードタイプ:エサ取りに強く、無駄な消費を防ぐ


今後の見通し

オキアミ資源の急増は期待しにくく、漁獲規制や環境変化を考えると、今後も価格は 高止まり〜上昇傾向 になるでしょう。
釣り人にとっては「効率的に使う知恵」がますます重要になってきます。


まとめ

・オキアミ漁獲量は昔の 5〜8万トン → 数千トン へと大幅減少。
・その結果、価格は 20年前の約2倍 に高騰。
・釣り人は「節約しながら効果的に使う工夫」が必須。

👉 これからの釣りは「エサの量より、使い方の工夫」がカギになります。

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