「海辺は寒い」は本当か? 秋冬の釣りを快適にするための全知識

「海辺は街中よりも寒い」と聞いたことはありませんか?

特に魚の活性が高まる秋冬は、釣りにとって最高のシーズンですが、この時期の海辺の寒さは想像以上です。

結論から言うと、**「海辺は寒い」は本当です。**それも、気温の数値だけではわからない、

釣り人ならではの理由があります。

この記事では、秋冬の海辺が極端に寒くなる理由を科学的に解説し、あなたが安全で快適な

釣行を楽しむための万全な防寒対策をご紹介します。


🌊 なぜ海辺は寒いのか? 気温だけでは測れない3つの理由

天気予報で気温をチェックしただけでは不十分です。

秋冬の海辺の寒さは、以下の3つの要素によって生み出されます。

1. 風が体温を奪う「風冷え」の脅威

これが海辺の寒さの最大の原因です。

  • 風速1m/sで体感温度は約1℃ダウン:海辺は風を遮る建物や山が少ない**「吹きっさらし」の状態です。わずか風速5m/sでも、実際の気温から約5℃**も体感温度が下がります。
  • 風は止まらない:陸上では風が一時的に弱まることもありますが、海辺では常に風が吹き続けていることが多く、体温が奪われ続けます。

2. 海からの湿気と冷気が熱を奪う

海上の空気は、内陸の空気よりも湿り気を多く含んでいます。

  • 湿った空気は熱を奪う:湿気を帯びた冷たい風は、乾燥した風よりも体から熱を奪う力が強いため、さらに寒く感じます。
  • 海面が冷たい:水は空気よりも温まりにくく冷めにくい性質があります。特に秋冬の早朝や夜間は、海水温が外気温より高いことがありますが、海から立ち上る水蒸気が冷やされ、冷たい空気が発生し続けます。

3. 波しぶきや露による「濡れ冷え」

釣りというアクティビティ特有の寒さの原因です。

  • 波しぶき:風が強い日はもちろん、場所によっては波しぶきを浴びることがあります。
  • 地面からの湿気:早朝の堤防やテトラポッドは露で濡れていることが多く、触れるだけでウェアや靴が濡れてしまいます。

衣服が濡れると、水分の蒸発する際に気化熱によって体温が急激に奪われます。これは最も体力を消耗する寒さの原因です。


 

🧤 秋冬の釣りを成功させる!釣り人向け防寒対策の鉄則

海辺の寒さの理由が分かれば、対策はシンプルです。

ポイントは**「風のシャットアウト」「濡れの回避」**です。

鉄則1:外側は「防風」と「防水」を最優先

アウターは「おしゃれ」よりも「機能」を重視してください。

  • 防寒着(上下セット):特に秋冬の釣り用に設計された防寒着は、防風性、防水性、保温性のバランスがとれており、最もおすすめです。
  • レインウェア(カッパ):高性能なレインウェアは風を通さず、波しぶきも完全に防いでくれるため、防寒着がない場合の強力な代用品になります。

鉄則2:内側は「重ね着(レイヤリング)」で熱を逃さない

「厚着」ではなく、「重ね着」で体温調節を可能にしましょう。

  • ベースレイヤー(肌着)吸湿速乾性のある化繊やウール素材を選びます。汗をかいてもすぐに乾くことで、**汗冷え(濡れ冷え)**を防ぐことが最重要です。
  • ミドルレイヤー(中間着)フリースダウンベストなど、熱を溜め込む素材を選び、暑くなったらすぐに脱げるようにします。

鉄則3:末端の冷えを徹底的に防ぐ

指先、足先、首元といった**「末端」**の冷えは、全身の集中力を奪います。

  • グローブ(手袋):指先が出る3本カットなどの釣り専用グローブで、冷えを防ぎつつ細かい作業ができるようにします。
  • ネックウォーマー:首元から冷気が入るのを完全にシャットアウトします。
  • 防寒靴/長靴:厚手の防寒ソックスを履き、足元は地面からの冷気や濡れを防ぐ防水性のあるフットウェアを選びましょう。

 

まとめ

秋冬の海辺は、陸上とは比べ物にならないほど寒い場所です。

しかし、風速と体感温度の関係を理解し、**「防風性」「濡れ対策」**を意識した万全の

準備をすれば、その寒さを克服できます。

しっかりと準備をして、この最高のシーズンに、思い出に残る大物との出会いを楽しみましょう。

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