大人の嗜み、お酒。
日々の疲れを忘れるために買う人もチラホラ。
人がお酒を飲めば体質によりますが基本的に酔いますよね。
では魚はどうでしょうか?

~酔うと言えば酔う、けれど…~
結論から言うと魚も酔います。
しかしこの「酔い」は人のように楽しくなるようなものではなく、
アルコールの成分による神経麻痺やそれに伴う行動変化です。
お酒は基本水に溶けやすく、魚の居る水槽に入れるとエラや皮膚から直接吸収されます。
取り込まれると脳や神経に作用して動きが鈍くなります。
~酔うとどんな風になるの?~
実際に魚にお酒を与えた研究や実験では
・遊泳がふらつく
・方向感覚が乱れて同じ場所をぐるぐる回る
・反応が鈍くなる(捕食や逃避が遅れる)
・極端に高濃度では麻痺して沈む
等、人の「酔っぱらい」によく似た現象が見られます。
~魚の『お酒』の認識~
魚にはアルコールを「美味しい」と感じて自発的に飲む習性はありません。
体内でアルコールを分解する酵素(アルコールデヒドロゲナーゼ)は持っていますが、
人間ほど強力ではないため、少量でも強く影響を受けます。
したがって、お酒は毒に近い状態です。
間違っても「飼ってる金魚に酒あげよう」とかはしないでください。
魚の寿命が文字通り縮みます。

