秋の堤防や磯で釣れるアオリイカの新子は
柔らかくて甘みが強い「秋だけのご褒美」。
同じアオリイカでも
成長した親イカとは食感や旨味が大きく違い
初めて食べた人は驚くほどの美味しさを感じます。
今回は釣り人目線で
新子の特徴・美味しさの秘密・おすすめ調理法を
詳しく紹介します。
アオリイカ新子とは
アオリイカ新子とは
春に孵化したアオリイカが夏から秋にかけて成長した
体重50g〜200g前後の若い個体を指します。
南紀では8月中旬から11月頃までがピークで
エギングやヤエン釣りで数釣りが狙える時期です。
身は半透明で筋繊維が細く
柔らかさと鮮度の良さが見た目からも伝わります。
新子ならではの美味しさ
・身が柔らかく歯切れが良い
・グリシンやアラニンなど甘味成分が豊富
・繊維が細かく水分保持量が多い
これらの特徴が合わさることで
噛んだ瞬間にほんのりした甘みとイカ特有の旨味が広がります。
親イカに比べて筋肉が未発達なため
加熱しても硬くなりにくく
天ぷらや炒め物でも柔らかさを保てます。
美味しく持ち帰るためのコツ
新子の美味しさを最大限に活かすには
釣った直後の処理が重要です。
活締め後はすぐに海水氷で冷却しましょう。
真水氷では浸透圧の違いで身が白濁し
旨味成分が流れ出す危険があります。
釣太郎の海水氷(1kg200円・3kg400円)は
黒潮の海水をそのまま凍らせているため
新子の透明感を長時間キープできます。
おすすめの食べ方
刺身
釣ったその日に薄造りで食べると
口いっぱいに広がる自然な甘みが格別です。
沖漬け
釣り場で生きたまま醤油ダレに漬け込み
一晩置くと甘辛いタレが身に染み込み
冷酒との相性が抜群です。
天ぷら
短時間揚げでふわふわ食感を楽しめます。
塩を軽く振るだけで新子特有の甘みが際立ちます。
イカ飯
小型でワタが取りやすく
詰め物がしやすいのが新子の魅力。
炊き上げると身が柔らかく仕上がります。
釣り人ならではの楽しみ方
・エギング
2.0〜2.5号の小型エギで狙うと効果的。
・ヤエン釣り
活アジを使う場合も小さめが新子には最適です。
必要な分だけキープし
小さすぎる個体はリリースすることで
来季の資源保護にもつながります。
まとめ
アオリイカ新子は
柔らかさ・甘み・鮮度の三拍子が揃った秋の味覚です。
釣りたてを海水氷で冷やして持ち帰り
その日のうちに食べれば
市場では味わえない極上の旨味を堪能できます。
秋の南紀や和歌山沿岸では
まさに今が新子シーズン真っ盛り。
釣りとグルメを一度に楽しめるこの時期に
ぜひその美味しさを体験してみてください。

