回遊魚と呼ばれる魚たちは、広大な海を群れで泳ぎながらエサを追い求めています。
ブリやマグロ、カツオといった人気のターゲットは、どうやって広い海で効率よくエサを見つけるのでしょうか。
その秘密は「嗅覚」と「海流」にあります。
この記事では、釣り人が知っておくと釣果アップにつながる、回遊魚の行動メカニズムを詳しく解説します。
回遊魚とは?
・広い海を移動しながら生活する魚の総称。
・ブリ、マグロ、カツオ、サバなど釣り人におなじみの魚が代表格。
・群れを作り、同じ方向に泳ぎ続けることで効率的にエサ場を探す。
回遊魚は止まることを知らない魚といっても過言ではありません。
常に動きながらエサを追い、繁殖や季節に応じて海を大きく移動します。
回遊魚の「嗅覚」|エサを匂いで察知する
回遊魚は、意外にも「嗅覚」が優れています。
私たち人間の感覚よりもはるかに敏感で、水中のわずかな匂い成分をキャッチできます。
・小魚が傷ついたときに出すアミノ酸の匂い。
・プランクトンが発する有機物の匂い。
・血や体液の成分。
こうした“水中の匂い信号”を嗅覚でとらえ、群れ全体がエサの存在を認識して方向を変えるのです。
回遊魚と「海流」|道しるべを利用する
海の中は川のように流れがあり、その流れ=「海流」こそが回遊魚の道しるべです。
・潮目(しおめ):異なる流れがぶつかる場所は、プランクトンが集まり小魚も寄りやすい。
・黒潮や親潮といった大きな海流:季節ごとに魚の移動ルートを決める要因。
・潮流の変化:速い流れに乗ることで省エネで大移動が可能。
釣り人にとって「潮目」や「流れの変化」を読むことは、まさに魚が集まる場所を見極める最重要ポイントなのです。
嗅覚と海流の合わせ技
回遊魚は、嗅覚と海流を組み合わせて効率的にエサを探します。
・まずは海流に乗り、効率よく移動する。
・潮目で発生する匂いを敏感にキャッチする。
・匂いの濃さや方向を群れで判断し、エサ場へ突入する。
この仕組みによって、回遊魚は広大な海でもエサを見失わずに群れ全体で移動し続けられるのです。
釣り人が知って得するポイント
・潮目を狙え → 匂いとプランクトンが集まるため回遊魚が寄りやすい。
・風と潮流を読む → 風向きと潮の速さでベイトの動きが決まる。
・におい系のコマセやエサは有効 → サビキ釣りやカゴ釣りで効果的。
回遊魚の行動原理を知ることで、釣りの戦略が大きく変わります。
まとめ
回遊魚は「嗅覚」と「海流」を巧みに利用してエサを探す生き物です。
広大な海で効率的にエサを見つけ、群れ全体が同じ方向に進むことができるのは、この二つの仕組みのおかげです。
釣り人にとっては、潮の流れを読み、潮目を見極め、匂いを利用することが釣果アップへの近道。
回遊魚の習性を理解すれば、ブリやサバ、カツオといった人気ターゲットを効率的に狙えるようになるでしょう。


