釣り人の会話でよく耳にする「太刀魚の指何本サイズ」。
「指3本の太刀魚が釣れた!」「指5本の大物だ!」という具合に、まるで共通言語のように使われています。
しかし、なぜ太刀魚だけが「指の本数」でサイズを表現するのでしょうか。
本記事では、その理由と背景を詳しく解説します。
太刀魚の特徴とサイズ表現の難しさ
太刀魚は他の魚と大きく異なり、非常に細長い体型をしています。
そのため、一般的な「全長(cm)」でのサイズ表現が釣り人の実感に合いにくいのです。
・同じ全長でも細い太刀魚は迫力に欠ける
・太く丸々とした太刀魚の方が価値がある
・釣り場では瞬時にサイズを伝える必要がある
このような理由から、太刀魚は「長さ」よりも「太さ」で価値を測る文化が根付いていきました。
「指何本」の基準
太刀魚のサイズを表す際、釣り人は自分の人差し指を基準にします。
太刀魚の胴体部分の幅に指を当て、何本分の太さがあるかでサイズを伝えるのです。
・指2本 → 小型。食べやすいが見た目の迫力は少ない
・指3本 → 標準サイズ。釣果報告でもよく出る大きさ
・指4本 → 良型。釣り場で自慢できるサイズ
・指5本以上 → 超大物。数が少なく、希少価値が高い
このように「太さ=価値基準」という文化が、釣り人の間で定着しました。
他の魚では使われない理由
アジやサバ、グレなど多くの魚は、体高や丸みがあるため「全長(cm)」での表現で十分です。
しかし太刀魚は平たく細長い体型で、長さだけでは見た目や重量感が伝わりません。
・100cmの太刀魚でも指2本なら小物扱い
・80cmでも指4本なら迫力満点で高評価
こうした特殊な体型が、「指何本」という独特の表現を生み出しました。
まとめ
太刀魚だけ「指何本」でサイズを表現するのは、細長い体型ゆえに長さだけでは価値が伝わらないからです。
太さ=迫力や価値を表す要素として、釣り人の間で自然に浸透した文化だといえます。
次回の釣行で太刀魚を釣った際には、ぜひ「指何本サイズ」と伝えてみてください。
釣り仲間に一目で伝わる、太刀魚ならではの言葉です。


