アオリイカといえば「アジで釣る」というイメージが圧倒的に強いですよね。
しかし、実際の海の中ではアジだけを食べているわけではありません。
エビやカニ、さらには他の小魚も大切なエサになっています。
この記事では、研究データや釣り人の観察をもとに、アオリイカがどんな割合で獲物を
捕食しているのかを解説します。
アオリイカの主なエサは3種類
・甲殻類(エビ・カニ)
・小魚(アジ、イワシ、カマス、ハタ類の稚魚など)
・その他(イカの幼生やタコの小型個体も稀に捕食対象)
特に幼い新子の時期と、成長して大型になる時期では、好むエサの種類が変わる傾向があります。
幼体期(新子〜300g前後)
生まれたばかりのアオリイカは、まず小さなエビやカニを主食にしています。
体がまだ小さいため、泳ぎの早い魚を捕まえるのは難しいからです。
割合イメージ:
・エビ・カニ 60%
・小魚 30%
・その他 10%
成長期(500g〜1.5kg)
体が大きくなり、捕食能力が高まると小魚を積極的に狙い始めます。
この時期は釣りでよく使うアジがちょうど食べ頃サイズになるため、「アジで釣れる」というイメージが定着しました。
割合イメージ:
・小魚 50%
・エビ・カニ 40%
・その他 10%
成熟期(2kg以上)
大型のアオリイカは、効率よくカロリーを得るために魚食傾向がさらに強まります。
特にアジやイワシ、カマスなど群れで泳ぐ魚を一撃で捕らえます。
割合イメージ:
・小魚 70%
・エビ・カニ 20%
・その他 10%
まとめ:アジは万能だが、エビ・カニも重要
アオリイカは「アジ=定番のエサ」というイメージがありますが、実際には成長段階に応じて食性が変わります。
・小さい時期はエビ・カニ中心
・中型〜大型は小魚中心
つまり「アジだけがエサではない」というのが事実です。
釣り人にとっても、秋の新子狙いならエビ型ルアーや小型の餌木、春の大型狙いなら
アジを使ったヤエンやウキ釣りが有効、ということにつながります。


