秋になると南紀の海では、小型のアオリイカ=新子(しんこ)が堤防や浅瀬に姿を現します。
春の親イカとは行動がまったく異なり、海面近くや浅場で群れをなして泳ぐのが特徴です。
では、なぜ秋の新子アオリイカは浅場に多いのでしょうか?
この記事では、その理由を釣り人目線でわかりやすく解説します。
目次
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新子アオリイカとは?
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秋に海面や浅瀬に多い理由
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① エサが豊富に集まるため
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② 成長段階で浅場が安全だから
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③ 光や潮流の影響を受けやすい
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浅瀬で狙うエギング攻略ポイント
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まとめ
新子アオリイカとは?
新子とは、その年に孵化したアオリイカの若い個体を指します。
9月頃には胴長10〜15cm程度まで成長しており、まだ警戒心が弱く活発にエサを追い回す時期です。
成長スピードが早いため、1ヶ月ごとに明らかにサイズが大きくなります。
秋に海面や浅瀬に多い理由
① エサが豊富に集まるため
浅場や堤防周りには、アジ・イワシ・小型の甲殻類が群れています。
新子アオリイカにとって捕食しやすい格好の環境であり、効率よく成長できるため浅瀬を好むのです。
② 成長段階で浅場が安全だから
深場にはブリ・ハマチ・タチウオなどの大型捕食魚が多く、新子にとって危険な環境です。
一方、浅瀬は海藻や岩場が多く隠れ場所になるため、生存率を高めることができます。
③ 光や潮流の影響を受けやすい
夜間や朝夕の光の変化、また潮流によって小魚の群れが浅場に寄ると、それを追ってアオリイカも海面近くまで浮いてきます。
そのため、秋は堤防際や足元で釣れることが多いのです。
浅瀬で狙うエギング攻略ポイント
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エギサイズは2.5〜3号:小型の新子に合わせて小ぶりが有効。
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フォール重視:浅場ではシャクリよりもゆっくり落とす動きで食わせやすい。
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足元を重点的に探る:遠投だけでなく、堤防際や岩場の際を丁寧に攻める。
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カラーはナチュラル系中心:澄み潮の日中はブルー・クリア、夕まずめはオレンジやピンクが効果的。
まとめ
秋の新子アオリイカが浅瀬や海面に多いのは、エサが豊富で隠れ場があり、生存に有利だからです。
南紀では9月から本格的に数釣りシーズンが始まり、初心者でも釣果が出やすい絶好のタイミング。
足元を狙う意識を持てば、予想以上の釣果に繋がるでしょう。


