「自分は海に落ちない」と思っていませんか？実際には多くの釣り人が落水しています

「これ俺が海に落ちるはずがない」

釣り人の多くがそう考えています。

しかし実際には、毎年多くの人が堤防や磯から海へ転落しています。

油断と慢心が事故を招くのです。

本記事では、釣り人がなぜ落水してしまうのか、その心理的背景と実際の事例、

安全対策までを分かりやすく解説します。

釣り人は経験を積むほど、危険を軽視する傾向があります。

・何十回も通った堤防だから安心
・浅場だから落ちても平気
・泳げるから大丈夫

こうした「自分は例外」という心理が油断を生み、転落につながります。

・ルアーキャストの際にバランスを崩す
・足場の苔や海藻で滑る
・荷物を持ち運ぶときに足を取られる
・風や波に煽られてふらつく

「まさか自分が」と思う瞬間に事故は起きています。

海上保安庁の統計でも、釣り中の事故は毎年多数報告されています。
特に磯場やテトラは足元が不安定で、救助が遅れるケースが多いのが現実です。

堤防であっても夜間や雨天時は非常に危険です。
「落ちるのは不注意な人だけ」ではなく、誰にでも起こり得ることを知るべきです。

・ライフジャケットを必ず着用する
・滑りにくい靴を選ぶ
・荷物を持ちすぎない
・夜間はライトで足元を確認
・単独釣行は避ける

ほんの少しの注意で、致命的な事故を防げます。

落水してもパニックにならず、次の行動を心掛けましょう。
・まずは浮く（ライフジャケットがあれば安心）
・慌てて泳がず体力温存
・周囲に声を出して知らせる
・堤防や岸壁に戻るときは最短ルートを探す

冷静さが生死を分けます。

まとめ

「自分は落ちない」という思い込みは、釣り場では危険そのものです。

実際に多くの釣り人が転落しており、その多くは油断が原因です。

安全意識を持ち、準備と対策を徹底することで、大切な釣行を守りましょう。

A1. 不要ではありません。落水時は衣服が重くなり、流れもあるため泳力だけでは危険です。

A2. 夏場が多いですが、冬は低体温症のリスクが高く一層危険です。

A3. 磯は圧倒的に危険ですが、堤防でも夜間や雨天は滑落事故が頻発しています。