透明のハリス
・もっとも一般的で万能タイプ。
・水中で光を通すため、魚に違和感を与えにくい。
・特に水が澄んでいる場所や、警戒心が強い魚(チヌ、グレ、アオリイカなど)を狙うときに有効。
・ただし、強い日差しや海中の乱反射で逆に光を拾って目立つ場合もある。
ピンク色のハリス
・海水に入れると“光の吸収特性”により、ほぼ透明に近い状態に見える。
・海中では赤い波長が早く吸収されるため、ピンク色は水深が深いほど目立たなくなる。
・魚の警戒心をやわらげつつ、釣り人側からは視認しやすいというメリットもある。
・特にアオリイカやグレ狙いで人気があり、最近では磯釣り師に愛用者が多い。
使い分けの目安
・水が澄んでいて浅場 → 透明ハリスが自然で有利。
・やや濁りがある、または深場 → ピンクハリスがなじみやすい。
・夜釣りや夕まずめ → 視認性が良いピンクハリスが便利。
・警戒心が非常に強い魚 → 透明の細ハリスで勝負。
要するに
「どちらが絶対に良い」ではなく、水の透明度・時間帯・ターゲットの警戒心で使い分けるのがベストです。
グレ釣りでの基本背景
・グレは非常に警戒心が強く、エサ取りも多い磯での釣りになるため、ハリス選びが釣果を大きく左右します。
・特に「ハリスが見えるかどうか」が食い渋り時の勝敗ポイント。
透明ハリスの特徴(グレ釣り)
・水が澄んでいる状況や、潮がゆるんで魚が浮いてきた場面で効果的。
・透明なので、魚からハリスが見えにくく、自然にエサを食わせやすい。
・ただし、太陽光や潮の流れによってハリスが“反射”して見える場合があるため、日差しが強い晴天時はやや不利になることもある。
ピンクハリスの特徴(グレ釣り)
・海中では赤系の波長が吸収されやすいため、ピンク色は水深が深くなるほど目立たなくなる。
・グレがタナに沈む冬場や、やや濁り気味の潮に非常に相性が良い。
・透明よりも「海中でなじみやすい」ため、潮が速い場所でも仕掛けが自然に見える。
・また、釣り人自身からハリスが見やすいので、仕掛けの修正やトラブル対応がしやすい。
実践的な使い分け(グレ狙い)
・水温が高く潮が澄んでいる → 透明ハリス
(特に秋~初冬、魚が浅ダナにいる時)
・水温が下がりグレが沈む時期 → ピンクハリス
(冬場の本格シーズン、深場狙いで強い)
・朝夕マズメ・薄暗い状況 → ピンクハリスが有利
・食いが渋いとき → 透明ハリスの細糸で違和感を消す
まとめ
・透明ハリス=澄み潮・浅場向き。
・ピンクハリス=濁り潮・深場・冬場に強い。
・「朝イチ透明、昼からピンク」のように状況で使い分けるのが上級者の定石。

