はじめに
堤防釣りやルアーフィッシングで人気の高い「カマス」。
秋になると群れで接岸し、釣り場を賑わせる定番ターゲットです。
一方で「カマスは回遊魚なの?」「太刀魚と同じように動くの?」という疑問を持つ釣り人も多いでしょう。
この記事では、カマスの回遊基準と生態、太刀魚との違い を詳しく解説します。
釣行前の予習や攻略法の参考にしてください。
カマスは回遊魚?
結論から言えば、カマスは「沿岸回遊魚」 です。
ブリやマグロのように外洋を大規模に移動する「大回遊魚」ではありませんが、季節ごとに沿岸を回遊して移動します。
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春〜初夏:小型の群れが沿岸の堤防や漁港に姿を見せる
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夏〜秋:ベイト(イワシや小アジ)を追って群れが大きくなる
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冬:水温低下とともに深場へ落ちて越冬
つまり、季節変化に応じて沿岸を移動する中規模回遊魚 と言えるのです。
カマスが回遊する基準
カマスがどこに群れ、どのタイミングで接岸するのかは、以下の要素が基準になります。
① ベイト(小魚)の存在
カマスは肉食魚で、主食はカタクチイワシやシラス、小アジ。
そのため ベイトが集まる場所=カマスも寄る場所 となります。
② 水温
カマスの適水温は 18〜24℃前後。
水温が高すぎたり低すぎたりすると群れの動きが鈍くなり、冬場は深場へ落ちてしまいます。
③ 潮流と地形
潮通しの良い岬や、ベイトが溜まりやすい湾内などはカマスの回遊ルート。
特に夕まずめには堤防周りで群れに当たることが多く、釣果アップのチャンスです。
太刀魚との違い
カマスと同じく堤防で人気のターゲットに「太刀魚」がいます。
両方とも群れで行動し、季節的な回遊を行いますが、行動パターンには明確な違いがあります。
カマスの回遊スタイル
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昼行性が強い
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沿岸を横方向に回遊し、ベイトを追いかける
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回遊ルートは比較的一定で、群れに当たれば爆釣
太刀魚の回遊スタイル
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夜行性が強い
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昼は深場に群れ、夜になると表層〜中層に浮上
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「縦の回遊」が顕著で、時間帯によるタナ変化が大きい
つまり、
👉 カマスは「横の回遊」中心、
👉 太刀魚は「縦の回遊」が主体、
という違いがあります。
釣り人が意識すべきポイント
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カマスは 日中でも群れが接岸 する可能性が高い。特に朝夕はチャンス。
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太刀魚は 夜行性重視。夕まずめ〜夜間の常夜灯周りが狙い目。
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「ベイトの有無」を確認すれば、カマスも太刀魚も釣果が大きく変わる。
まとめ
カマスは回遊魚か?という疑問に対しては、
✅ 大回遊魚ではなく 沿岸回遊魚
✅ 回遊基準は エサ・水温・潮流
✅ 横の回遊が主体
と整理できます。
一方、太刀魚は
✅ 夜行性が強く縦の回遊
✅ 昼は深場、夜は表層で捕食
という行動特性を持っています。
両者を比べることで、釣行タイミングや狙うタナをより正確にイメージできるはずです。
これからのシーズン、カマスも太刀魚も狙える人気ターゲット。
「どこを泳いでいるか?」を意識して釣行すれば、釣果アップにつながりますよ。


