つまり、魚本来のコンディション(栄養状態・ストレス・環境要因など)がここで大きく影響するのです。
しかし残りの 65% は「釣った後の扱い方」で左右されます。
ここを疎かにすれば、高級魚もただの凡庸な味に落ちてしまいます。
釣獲後65%を左右する3つの要素
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締め方(30%)
魚は血液や神経に酸素が残っていると身が劣化します。
適切に血抜き・神経締めをすることで酸化や腐敗を抑え、透明感ある身質を保てます。
逆に雑な締め方だと、生臭さやドリップが出てしまいます。 -
氷の種類(20%)
真水氷では浸透圧の差で魚の細胞が膨張し、身がふやけて旨味が流出します。
一方、海水氷なら魚の体液と浸透圧が近いため、細胞を壊さずに鮮度を保てます。
「海水氷を使う=プロの処理」と言えるほど差が出ます。 -
冷却スピード(15%)
魚を常温に放置すると、わずか数分で菌が繁殖し始めます。
釣ってすぐに冷却することで、菌の活動を抑え、鮮度と旨味を長く維持できます。
まとめ
魚の美味しさは「釣り上げた瞬間」よりも「その後の処理」で決まります。
釣り上げ直後はまだ 35%の価値しかない と考えるべきで、残りの 65%をどう守るか が釣り人の腕の見せどころです。
・締め方で30%
・氷の種類で20%
・冷却スピードで15%
これらを徹底すれば、家庭でも料亭級の味わいが再現可能です。


