アオリイカは「海の忍者」とも呼ばれるほど、身を隠して獲物を狙うのが得意なイカです。
実はその行動パターンの約7割は、岩陰や砂地に潜んでの「待ち伏せ」だと言われています。
今回は、アオリイカがどのようにして待ち伏せを行い、釣り人にとってどんな意味があるのかを解説します。
アオリイカはなぜ待ち伏せするのか?
・アオリイカは泳ぐ能力が高いですが、常に活発に泳ぎ回るわけではありません。
・待ち伏せすることでエネルギーを消費せず、効率よくエサを捕獲できます。
・大きな目と優れた視力を活かし、上を通過するアジや小魚を発見して一気に襲いかかります。
・特に日中は、岩や砂地の模様に体色を変えてカモフラージュするため、獲物から見破られにくくなります。
具体的な待ち伏せポイント
アオリイカがよく潜む場所には共通点があります。
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岩陰や海藻の影
体色を変えて岩や海藻に同化し、上を泳ぐ魚を見上げて待つ。 -
砂地の窪みや地形の凹み
砂地に潜り込み、目だけを出して獲物を監視。 -
潮通しのよい駆け上がり
小魚が通過しやすい地形に隠れて、効率的に捕食。
これらは釣り人にとって「狙うべき棚(タナ)」を考えるヒントになります。
待ち伏せ行動と釣果の関係
・アオリイカは基本的に下から上を見上げて獲物を狙っています。
・そのため、タナ(エギの泳層)が合わないと、いくら派手にシャクっても食いつきません。
・待ち伏せしている層=「底付近〜中層の少し上」が一番の狙い目です。
・逆に、タナを無視すると「隣は爆釣、自分はボウズ」という結果にもなりかねません。
釣り人が意識すべきポイント
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タナ取りが最重要
エギを底から50cm〜1mほど上にキープするのが基本。 -
エギを見せる間を作る
待ち伏せしているアオリイカに気づかせるには「止める時間」が必要。 -
カラーよりもタナ優先
色選びに悩むより、まずは水深を合わせることが釣果への近道。
まとめ
アオリイカの1日の大半は「待ち伏せ」に費やされています。
つまり、釣り人がエギを通すべき場所は 岩陰や砂地の近く、底付近 です。
タナを合わせ、待ち伏せしているアオリイカの視界にエギを入れることで釣果が大きく変わります。
エギングの極意は「派手な動き」よりも「待ち伏せの生態に合わせた誘い方」。
アオリイカの習性を理解して釣りを組み立てれば、釣果アップは間違いありません。


