アオリイカ釣りにおいて、最大のカギとなるのが「タナ合わせ」です。
エサ釣りでもエギングでも、イカが定位している層から外れると、途端にアタリが激減します。
今回はAIシミュレーションを用いて、タナが合っている時と、上方・下方にズレた場合の
「食いつき率」を数値化してみました。
🎯 シミュレーション前提条件
・対象は秋〜春の一般的なアオリイカ
・水深10m前後の堤防周りを想定
・夜間や朝夕マズメ時を前提にした通常活性
・イカは捕食待機層から1〜2m外れると反応が鈍くなる傾向を考慮
📊 AIシミュレーション結果(食いつき率%)
| 状況 | 食いつき率(目安%) | 解説 |
|---|---|---|
| タナが完全に合っている | 80〜90% | ほとんどのアタリが集中する。待ち構えている層にエサやエギが入れば即アタックする。 |
| 上方1mのズレ | 40〜50% | イカの視界に入るが「わざわざ上に浮く」行動は少なく、活性が高い時のみヒット。 |
| 上方2mのズレ | 10〜20% | 捕食対象から外れる。大型はほぼ反応せず、小型が突発的に追う程度。 |
| 下方1mのズレ | 50〜60% | 底付近を意識するイカならまだ食いつく。特に春の大型は下方向に強い関心を示す。 |
| 下方2mのズレ | 20〜30% | 完全に視界から外れやすい。砂地や岩陰に隠れるため、発見されにくい。 |
🦑 考察ポイント
・アオリイカは「浮力調整器官を持たない」ため、上下移動に大きなエネルギーを使います。
そのため、自分が定位しているタナから1m以上外れたエサは極端に追いにくくなる。
・上方のズレより下方のズレのほうがまだ反応が残る傾向。
これはイカが「下から上を見上げる」習性があるため。
・特に春の大型アオリイカは海底に近いタナで待ち伏せするケースが多く、下方のズレでも食いつきが残る。
✅ 釣果アップの秘訣
・「アタリがない=タナが外れている」可能性大。
・1m刻みでこまめにタナを探ることが最重要。
・潮の変化や時間帯でイカの定位層は上下するため、仕掛けの調整を怠らない。
・エギングの場合も、カウントダウンで沈下時間をコントロールし、タナを意識して探るのが鉄則。
📝 まとめ
アオリイカの釣果は 7割以上がタナで決まる と言っても過言ではありません。
タナがピタリと合えば、食いつき率は80〜90%。
しかし、たった1〜2mのズレで、確率は半減〜1/4まで落ち込むのです。
「釣れない」と感じたら、まずは仕掛けを疑い、タナを調整する。
これこそがアオリイカ釣り上達の最短ルートです。


