イカを食べる時、私たちは「ゲソ」と呼びますよね。
でも、正式な名称は「触腕」や「触手」ってご存知でしたか。
今回は、イカの足にまつわる豆知識と、アオリイカとモンゴウイカを見分けるポイントを徹底解説します。
「下足」と呼ぶのはなぜ。
「下足」という言葉は、実は江戸時代に由来しています。
当時、イカは「いかの足」として屋台などで売られていました。
しかし、足の数が多いことから、客は自分の履物である「下足(げそく)」と勘違いしてしまうことがありました。
そこで、店側が「イカの足」を「下足」と呼んで区別したという説が有力です。
また、もう一つの説として、イカの足が履物の「下駄(げた)」の歯に似ていることから、その名が付いたとも言われています。
正式名称は「触腕」と「触手」
イカの足は、厳密には「触腕」と「触手」の2種類に分けられます。
- 触腕(しょくわん)。他の足よりも長く、先端に吸盤が集中しています。獲物を捕まえる際に使われる、いわば「武器」です。
- 触手(しょくしゅ)。触腕よりも短い足が8本あり、体を動かしたり、獲物を口に運んだりする役割を担っています。
私たちが「ゲソ」と呼んでいるのは、この触腕と触手、つまりイカの足全体のことを指しているのです。
アオリイカとモンゴウイカの見分け方
イカ釣りのターゲットとしても人気の高いアオリイカと、食用としておなじみのモンゴウイカ。
一見似ているようで、実は見分け方は簡単です。
特に分かりやすいのは、胴の形と模様です。
アオリイカはスラリとした美しい流線形、モンゴウイカは平たく丸っこい形をしています。
また、モンゴウイカは硬い甲を持っており、刺身にする際は取り除く必要があります。
まとめ
- 「下足」は江戸時代から続く呼び方で、イカの足全体のことを指す。
- イカの足の正式名称は、獲物を捕らえる「触腕」と、体を動かす「触手」に分けられる。
- アオリイカとモンゴウイカは、胴の形や模様、ヒレの形で見分けることができる。
今回の記事で、イカの知られざる生態に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
次回のイカ釣りや料理の際に、この知識をぜひ思い出してみてください。


