夏場の釣行で魚を鮮度保持するための3つのポイント|真水氷より海水氷がおすすめな理由も解説

夏の釣りは気温が高く、魚がすぐに弱ってしまうシーズンです。

せっかく釣り上げた魚も、持ち帰り方法を間違えると「あれ?あんまり美味しくないな…」と

感じてしまうことも少なくありません。

特に真夏は外気温が30℃を超えることも多く、クーラーボックスの中がすぐに温まり、魚の鮮度が一気に落ちてしまいます。

そこで今回は、夏場の釣行で魚を最高の状態で持ち帰るために欠かせない 3つの鮮度保持ポイント を詳しく解説します。


1. 釣った直後の「締め」と「血抜き」が鮮度の決め手

鮮度は釣り上げた瞬間から落ち始める

魚は釣られて暴れた後、そのまま放置してしまうと筋肉に乳酸が溜まり、死後硬直が早まります。
さらに血液が体内に残ったままだと、時間が経つにつれて酸化が進み、臭みや生臭さの原因になります。

特に夏場は気温・水温が高いため、魚体内の酵素や雑菌が急速に働き、鮮度が一気に低下します。

活き締め・神経締めで美味しさを守る

釣ったらまず行うべきは「締め」と「血抜き」です。
代表的な方法は以下の2つ。

エラを切る締め方:魚のエラを切り、海水に浸けて血を抜く。手軽で確実。
神経締め:脳を破壊した後、神経を針金で潰す方法。時間が経っても鮮度が長持ちする。

アジやイサキなどの小型魚であっても、締めをきちんと行うかどうかで刺身の味に大きな差が出ます。

血抜きを徹底するポイント

・魚を海水に浸けながらエラと尾の付け根を切る
・しっかり血が抜けるまで3〜5分ほど泳がせる
・氷水に直接入れる前に、血を抜いておく

このひと手間が、後の食味を大きく変えるポイントです。


2. 冷却は「真水氷」ではなく「海水氷」で行う

真水氷で冷やすと鮮度が落ちる理由

多くの釣り人が「コンビニの氷」で魚を冷やしますが、実はこれが落とし穴。
真水氷は溶けると淡水になり、魚の体液との浸透圧差によって 魚の身からドリップ(水分)が流れ出る のです。

その結果、
・身がパサつく
・旨味成分が流れ出す
・冷やしているのに鮮度が落ちる

という残念な状態になります。

海水氷のメリット

海水をそのまま凍らせた「海水氷」で冷やすのが最も効果的です。

・魚の体液と同じ塩分濃度で身が崩れない
・急速に冷却でき、菌の繁殖を抑える
・ドリップが出にくく、旨味を保持できる

釣太郎でも販売している 海水氷(3kg 400円) は、釣り人から圧倒的な支持を得ています。
釣り場での魚の扱いを本気で考えるなら、必ず持参したいアイテムです。


3. クーラーボックスの使い方を徹底管理する

夏の釣行ではクーラーが命綱

クーラーボックスは「持ち帰り専用の冷蔵庫」と考えましょう。
使い方を間違えれば、どんなに良い氷を用意しても効果は半減します。

クーラーボックス管理のコツ

・出発前に「プレクール(予冷)」しておく
 → 前日から保冷剤を入れて内部を冷やしておくと効果大。

・直射日光を避ける
 → 車内や炎天下に放置すると庫内温度が急上昇。必ず日陰に置く。

・フタの開け閉めを減らす
 → 冷気が逃げるので、飲み物と魚は別クーラーに分けるのが理想。

・魚は袋に入れてから氷に埋める
 → 余分な水分を吸わず、身崩れを防げる。

・氷は魚の上下から挟み込むように配置
 → 均等に冷やすことでムラなく鮮度保持。


夏場にありがちな失敗例と対策

・釣った魚をそのままバケツに放置 → すぐに弱り鮮度低下
・コンビニ氷だけで冷却 → 真水でドリップ発生
・クーラーボックスを車内に放置 → 内部が40℃以上に上昇

これらの失敗を防ぐには、
「釣った瞬間からの処理」+「海水氷」+「正しいクーラー管理」 の3本柱が欠かせません。


まとめ

夏場の釣行で魚を美味しく持ち帰るためのポイントは、

  1. 釣ったら即、締めと血抜きを行う

  2. 真水氷ではなく海水氷で急速冷却

  3. クーラーボックスを正しく管理する

この3つに尽きます。

どれか1つを欠くだけで、せっかくの釣果が台無しになる可能性があります。

特に夏は温度管理がシビアなため、魚を釣る前から「持ち帰り準備」を徹底しておくことが大切です。

釣りは「釣る楽しみ」と「食べる楽しみ」の両方を満喫するもの。

ぜひ次回の釣行では、この3つの鮮度保持ポイントを実践してみてください。

夏場の釣行で魚を美味しく持ち帰るためのポイントは、釣ったら即、締めと血抜きを行う。真水氷ではなく海水氷で急速冷却。クーラーボックスを正しく管理する。釣太郎

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